遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

私、母の保佐人になれました

 

 

 

 

母の認知症の発症から、銀行に預けている母の預貯金がすべて凍結され

後見人制度を利用せざる負えなくなりました。

 

 

弟が母の後見人になれるように、家庭裁判所に大量の書類を提出して

審議してもらいました。

 

そしたらなんと却下。

 

母の認知症は後見人を付ける程ではなく、保佐人で良いとの判断。

 

裁判所は保佐人として全く知らない弁護士を選任しました。

 

そして母の預貯金の管理をその弁護士が行う事になり、その役目は

母の預貯金だけにとどまらず、郵便物まで自宅には届かず、すべて

弁護士事務所に郵送されるという、考えられないような制度に困惑

してしまいました。

 

更に母がコツコツと貯めた預貯金から年間数十万という報酬を弁護士に

支払わなければならず、月6万しかない年金なのに、その大金は容赦

なく母の預貯金を減らしてくれます。

 

今は母は父と一緒に特養に入所しています。

 

母の年金ではとっても支払う事が出来ないような利用料で特養に

入所している現状です。

 

それはある程度の預貯金があるからだと言われるかもしれません。

 

でもそれは母がこれからも元気で長生きしてもらうためには絶対に

必要なお金であって、母の為に使うお金なんですよ。

 

弟はこの無駄な費用を何とか減らす事はできないものか、家庭裁判所に

相談したんです。

 

そしたら、「二人目の保佐人」という事を教えてくれました。

 

複数の保佐人で役割分担をするというシステムです。

 

その一人を家族で任命されれば、家族は報酬を受けとる必要はないので、

いくらか負担が減るという事になります。

 

そこで私が二人目の保佐人になる為、申請を行なったんです。

 

そしてこの度裁判所から保佐人に選任されたと通知が来たんです。

 

あまり詳しい内容を記する事はできませんが、確かに役割分担が

しっかりと記載されていました。

 

金銭的な部分は引き続き弁護士が行う事になっており、まあそれは

仕方がない事だと思っています。

 

保佐人には裁判所に報告の義務がありますが、今回はすぐに報告の

必要はない様です。

 

まず最初に行わなければならないのが、弁護士に連絡をする事の様です。

 

平日休みにしかできないので、もうすこし気持ちが落ち着いたら連絡して

みようと思います。

 

弟はすべてをこちらでやるので辞退してほしいと言えば良いと言いますが、

母の預貯金の収支報告を毎月裁判所に提出するのも、これまた大変な事

です。

 

 

慣れた弁護士にとっては大したことではないかもしれませんが、裁判所

なんて全く知らない世界ですから、ちょっと敷居が高いですよ。

 

弟と相談して今後どうするか決めたいと思います。

 

 

 

 

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