遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

医師からの病状説明

入院して3日目、医師から病状説明があるとの事。

父は日ごろ広告紙をカットしてメモ用紙をたくさん作っていました。昨日、明日病院

に来る時は、そのメモ用紙を持ってきてほしいと言っていたので、それを持参し病院に

きました。言葉が出にくい事を自覚していたので、筆談がしたかったのでしょう。

 

医師からは、今朝脳梗塞がはっきりしたので、すでに点滴治療を始めています。血液を

サラサラにする、詰まったところを解かす治療をしていますが、可能性として、もしか

したら逆に脳出血を起こしたりすることもあります。そして万が一の場合、延命治療を

望むかどうか、と確認もされました。

 

私には弟もいますので、その返事はその場ではせずに、持ち帰る事にしました。母も私

に任せると言いました。朦朧とする中でも意思ははっきりと伝えることができた父でし

たが、父には直接確認はできませんでした。というか、口にできませんでした。