遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

リハビリ病院へ転院

脳梗塞を発症して2週間後、父は予定通りリハビリ病院に転院する事になりました。

転院先の病院はまだ新しく、今まで入院していた総合病院とは随分違いました。

4人部屋ではありましたが、大部屋感はなく、私にすればとても良い環境だと思い

ました。

父は明日から始まるリハビリがどんなものになるのか、不安と希望で、落ち着かない様

子でした。最初に接してくれた看護師さんはとても好印象で初めての家族にとっても安

心して父を任せられそうと思えるとても良い雰囲気でした。

父は脳梗塞発症以前から排泄に苦労があり、便が柔らかくなったり、尿の回数が多かっ

たりで、自宅で自由にトイレに行くのとは違い、すべてに介助がないとできない事を、

とても苦痛に思っていました。そんな父の思いもリハビリ病院の看護師さんたちはよく

理解していて、「トイレに行きたくなったらすぐに呼んでくださいね。」と言って下さ

いました。

父は「リハビリを頑張る。」と言ってくれました。そんな言葉を聞いて、私と母は安心

して父をリハビリ病院に入院させました。