今日は日曜日です。
それなのに朝からヘルパー管理者さんから電話が来ました。
どうしたんでしょうか。
「おはようございます。日曜日にごめんなさい。ちょっと気になってね。」
「いえ大丈夫ですよ。今日は公休ですから。どうしたんですか?」
「昨日お母さんの所に行ったんですけどね、お母さんがね、お父さんは
もう長くないのって言ったんです。」
「えーーー。なんでそんな事言ったんでしょう。」
「どこからの情報なのかと思ってね。」
「父は元気にリハビリしてます。平行棒で歩けるようになってるし
痛みも入院当初よりはだいぶ良くなった様ですよ。」
「それじゃあ良かった。まだ他のヘルパー達にも言ってませんから
良いんですけどね。」
「すみません。ご心配おかけしました。」
「それにね、船橋の病院に行ったって言ってましたよ。船橋って言ったら
千葉ですよ。」
「違います。転院はしていませんよ。」
「わかりました。納得しました。」
母は何をヘルパーさんに言ったんでしょう。
早速電話で確認してみました。
「もしもしおはようございます。」
「お母さん、今さお父さんは何処にいるんだっけ。」
「板橋の病院だっけ。随分遠くに行っちゃったわよね。」
「板橋?違うから。でさ、お父さんは今どんな状態なの?」
「お父さんがどんな状態ってどういう事?」
「お父さんは今どうしてるの?」
「お父さん亡くなったんじゃないの?」
「えーーー、何言ってるの。お父さんは元気にリハビリしてます。」
「何?お父さん元気なの?あたしはもうお父さんは亡くなったと思って
たわよ。」
「あのさ、誰がそんな事言ったのよ。」
「え、私がそう思っただけなの?」
「そうよ。元気なんだから。」
「あらそうなの。それは良かったわ。あたしもうお父さんは帰って
来ないと思ってたわよ。」
「だからね、他の人にそんな事言っちゃだめだよ。」
「そうね。元気なんだもんね。」
「わかった?」
「はい、わかりました。」
信じられません。
母の頭の中では父はもうこの世にいなくなっていました。
認知症で旦那さんが亡くなっても、それを認識できない人は
沢山見ています。
でもただ入院してるだけなのに、亡くなったと思っている人は
初めてです。
やっぱり母はかなりの認知症です。わかっていましたが、ここまで
なんですね。
父が退院した時、父を見てビックリしなきゃ良いですけど。
どんな反応になるのか想像できませんね。
「お父さん生きてたの。」って言ったりして。
そんな事言ったら父はショックでしょうね。
明日は母の病院受診日です。
薬だけではなく受診になる様です。
弟は細かい事は言わないと思いますが、認知症の進行は明らか
です。
法定後見人ももっともな話なんですね。
母の頭の中に父は元気なんだとインプットさせないと・・・
国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】
通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】