遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

また母がデイサービスに行かれない

 

 

 

母はすっかり良くなって、電話の声も元通りに元気なりました。

 

しかし父の体調が好転しません。

 

食欲が全くなく、おかゆと重湯の間のような形状の物をほんの

少し食べる程度です。

 

エンシュアも一気に沢山飲むとお腹に響いてしまうので、少し

ずつお腹と相談しながら飲んでいる状態です。

 

さらに足が痛くて、また一人でベッドから起き上がる事が

出来ず歩く事もやっとの状態だと言っていました。

 

そうなると、母のデイサービスが危うくなってきます。

 

今朝の父からの電話で、やはり今週の土曜日は母にデイサービスを

休んでもらいたいと言われました。

 

父も直接は母には言いにくかったようで、私から言ってほしいと

言われました。

 

母には「申しわけないけど、大好きなデイサービスを今週はお休み

して」と言いました。

 

母は明るい声で、いつものように

 

「はい、わかりました。」

 

「お父さんをお願いしますね。」

 

父の事を考えるとどうしようもありません。

 

母に頼るしかないんです。

 

また少し楽しみがお預けになってしまいました。

 

そんな時でも、落ち込まずに持ち前の明るさで元気をアピール

してくれる母には、本当に頭が下がります。

 

認知症を患い、本当なら母だって介護されたいと思います。

 

楽をしたいと思います。

 

妻が夫を介護する事が当たりまえではありません。

 

子供は親を介護してあたりまえです。

 

その介護して当たり前の長女が遠方に嫁ぎ、肝心な時に

そばにいないなんて、本当に申し訳ないです。

 

やっぱり、どう考えても敵はコロナです。

 

コロナさえなかったらと、ついコロナのせいにしてしまいます。

 

 

父の体調もこれ以上悪くはならないと思いますが、でもすぐには

良くならないと思います。

 

時間が解決してくれるかな。

 

 

 

一人のヘルパーさんに父は言われた様です。

 

「頭とお腹は神経がつながっていて、お母さんを心配したことで

お腹の具合を悪くしたんじゃないですか。」

 

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父はそのヘルパーさんの言葉に衝撃を受けたそうです。

 

いわゆる、神経性下痢症ですよね。

 

父は自分は神経が細いから、ヘルパーさんが言う様に神経から

きた不調だと言われればその通りだと思うと。

 

母の不調をものすごく心配したんです。

 

だから父に言いました。

 

「もうお母さんは元気になったんだから良かったじゃない。」

 

「そうなんだけどね。」

 

だからきっと食欲は少しずつ戻るんじゃないでしょうか。

 

足の痛みはまた今週金曜日に注射をしてもらえば、一時的でも

緩和すると思います。

 

心配は尽きませんが、もうすこし様子をみていきましょうね。

 

 

 

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