遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

訪問忘れ

訪問介護の事業所において、訪問忘れを起こすことは、信用問題もあり

決して起こしてはいけないミスです。

私も長い経験の中では何回か起こしています。

 

実は現在実家の両親の食事の援助で、訪問介護を月~土まで毎日利用して

います。

 

先ほど母から電話がきました。

「今日ね、ヘルパーさんが来なかったのよ。お父さんがね、そういう時どこに

連絡すればいいか聞きなさいって言ったから今電話したのよ。」

「昨日来たヘルパーさんがね、本当は自分が来るんだけど、明日は来られないから

別のヘルパーさんにお願いしておくからって言ったのよ。」

 

私がキーパーソンになっているので、訪問できないなら連絡が来るはずですが

電話は来ていないので、これは訪問忘れだと思われます。

 

事業所の立場、利用者家族の立場、どちらの気持ちも理解できます。

でもやはり事業所の立場からすれば、一番に謝罪です。それもなるべく早く。

利用者はヘルパーに生活を支えてもらっているという立場から、あまり事業所に

強いことは言いません。特にこの田舎では、ヘルパーさんにきらわれたら大変だと

思われている方たちが多いです。

 

でも東京ではどうなんでしょうか。

こちらでも時々事業所の変更を申し出る方もいますが、東京では少しでも優良な

事業所を探して変更しているんでしょうか。

 

以前電子レンジ用のプラスチックの容器を、ガスにかけて、溶かしてしまった

ヘルパーさんがいました。その時は実家の母も

「あと、あのヘルパーさんは来ないでほしい。」

と言った事がありました。

 

訪問忘れにも、事業所のシステム的なミスなのか、個人のヘルパーさんが忘れたのか

2種類あります。どちらだったのか追及するつもりもありませんが、少なくてもすぐに

両親の所に謝罪に行ってくれればと思います。

 

事業所に連絡を入れましたが、まだ返答がないので、まだ訪問忘れが発生している事

に気付いていない思います。

何とかあるもので夕食を準備する事ができたようなのでよかったんですが、訪問忘れ

に気付いた管理者の気持ちは痛いほどわかりますので、私はなんて声をかけるか、

悩むところです。  

 

とっても複雑です。