今日は介護保険の更新で、ケアマネさんが開催する担当者会議に出席しました。
今日は仕事での担当者会議です。
そこのお宅はおばあちゃんが要介護4で、ベッド上の生活をされています。
私たちヘルパーはそのおばあちゃんの排泄介助で訪問をさせていただいています。
娘さん家族との同居ですが、日中は若い人達は不在となり、おじいちゃんが、色々
とやっておられます。
おじいちゃんは私たちの介助を十分に把握されているので、排泄介助が終了すれば
汚物の処理や汚水の処理を率先してやってくださいます。それは頼まなくても、いつ
も自らやってくれていました。
ところが、今日の担当者会議で、娘さんにお話を聞くと、自分たちが家にかえれば
おじいちゃんが文句を言っていたようで、「なんで俺が片づけをやらなきゃならな
いんだ」って。
私たちには見せない裏の顔があり、本音をご家族にぶつけておられた様です。
でも仕方がありません。そのおじいちゃん、本当によくやっているんです。昼ごはん
は、おばあちゃんの分までちゃんと準備して食べさせてくれるし、汚れた洗濯物も洗っ
ているんです。女の人ならいつもやっていた事ですが、男の人にすれば、おばあちゃん
ができなくなって、自分がやるしかないという状況になって初めて家事をやっている
んです。
多少の文句は当たり前で、誰かが聞き役にならなければ、おじいちゃんもストレスに
なってしまいます。
私たちは要介護者のために訪問していますが、それだけではなく、介護者の負担軽減
も重要な訪問の要素になります。おじいちゃんには労をねぎらう言葉をかけ、ご家族が
安心して就労できるように支援して、帰宅後におじいちゃんのストレスを受け入れして
あげられるような家族関係になっていただけるように、今後も努力する必要があると
思っています。
私は仕事で色んな家族関係を見てきていますので、これからもブログの中で紹介して
いければと思います。
おじいちゃん、毎日ありがとうございます。大変助かります。byヘルパー一同