遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

旅行に喜んで行ってきた母が転倒骨折しました。

18日に町内のバス旅行に行って、すごく楽しかったと喜んでいた母が

次の日19日の朝、自宅玄関前で転倒し、けがをしてしまいました。

 

午前10時頃、突然弟から電話が来ました。

話を聞くと、デイサービスから電話がきて、母を迎えに行ったら

玄関先で転んでしまったと言われ、おでこにけがをしているから、

すぐに迎えに来て病院に連れていってくださいって。

 

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「だからこれから行ってくる。」  

 

もうビックリしすぎて言葉を失ってしまいました。

 

弟もその時はまだ母に会う前だったので、詳しい状況もわからない

まま電話をしてきました。

 

お昼過ぎに母本人から電話が来ました。

 

「もしもし。」

 

「ちょっと大丈夫なの、頭は痛くないの?」

 

母が何かを言う前に私の方が質問攻めにしてしまいました。

 

 

 

話をまとめましょう。

 

まず母はデイサービスの利用日なのはわかっていましたが、

デイサービスが迎えに来る前に、郵便局に行って生活費をおろして

こようと思い、出かけました。

 

帰宅して疲れたのか、玄関前の段差に足が上がらずつまづいて転倒。

おでこ、膝、首、肩を痛めたとの事。

 

そこにデイサービスがお迎えに行ったところ、今玄関前で転んだ事を

母から聞いた。とりあえずデイサービスまで連れて行ってくれた。

 

ディサービスで全身状態を調べたところ、各所に負傷があり、母が

頭を打ったと言ったので、何かあれば大変なのですぐに弟を呼んで

病院受診を勧めてくれた。

 

以前通っていた整形外科へ通院し、頭や首など検査をしてもらい、

大丈夫との事だったので、再度受診後はデイサービスに戻って様子を

みてもらった。

 

午後になると左手の薬指が腫れてきて色が変わってきた。

骨折の可能性もあるので、再度病院へ行ってもらう事にした。

 

そして夜、最終的な結果を母から聞いた。

 

「指はどうだったの?」

 

「折れてはいない様なんだけど、骨折って言われたわよ。」

 

「折れてはいないんじゃなくて、折れてるんでしょ。

骨折って折れてるって事でしょ。」

 

「そうなのかしら。でもズキズキ痛いわ。湿布して何だか

特別なのまいてもらったわよ。」

 

「それがギブスじゃないの?固いんでしょ。」

 

「そうね固いわね。でもね、1週間後にまた来るように言われたわよ。」

 

「あのさ、1週間後に来なさいって、1週間後に治るって事じゃないわよ。

2か月以上かかるかもよ。」

 

「え~~、そんなに治らないの?」

 

こんな会話が永遠に続く感じです。

 

折れてない様だけど骨折って。

 

はぁ~Σ(゚Д゚)

 

でもその程度で済んでよかったんでしょうか。

 

母は旅行に行ってバチがあったのかしらって言ってたけど、それは

違いますよね。別に悪い事はしていませんから。

 

あまり、自分の歩行を過信しないで、慎重に歩いてと言いました。

 

だって自分の歩行はなんともないと思っているんですから。

 

 

 

これからは郵便局にも一人では行かないように。

 

デイサービスに行く日に朝でかけて行くのもダメ。

 

出かけない日に行って。

 

口うるさい娘ですが、私しかいう人はいませんからね。

 

最終的にはいつものように

 

「はい、わかりました。」

 

って。

 

骨折が指で良かったんでしょうね。

 

これが大腿骨だったら、もっと大変でした。

 

明日になればもっと痛みが強くなるでしょうね。

 

とりあえず、飛んでいかなくてもよさそうです。