遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

今回の上京を終えて

 

 

 

今朝父の清拭をお願いしたヘルパーさんが9時半でなければ

訪問できないとの事だったので、私がまだいるので今日の

ヘルパーさんはお断りし、昨日に続き私が清拭を行いました。

 

若い時の父は中年太りにもなり、おなかも世のお父さんたち

と同じようにぷっくりとしていましたが、今の父は痩せ細り

背骨は曲がりおしりの肉もほとんど無いような状態でした。

 

やはり衰えた父の体を見るのはつらく、悲しかったのは事実

ですが、でも熱いタオルを手渡しすれば、力強く自分で拭く

事も出来たので、まだまだ大丈夫だと思いました。

 

背中を拭いてあげる時、私の力が強すぎて、「痛い」と

言われてしまいました。それからは優しく優しく。

 

そのあとに昨日購入したロキソニンのテープを貼って痛みが

どれくらい和らぐのか、今できることからやってみようと

父に声をかけ貼ってみました。

 

全部着替えをしさっぱりした父は喜んでいました。

 

毎日やってあげられたらってつくづく思います。

 

ロキソニンの内服薬も朝食後に服用したので、ゆっくり効果が

現れるのを待ちました。

 

母は半日のデイサービスに笑顔で出かけました。

 

昼過ぎに母が帰宅し、父の服薬からも半日経ったので、痛みの

具合を聞いてみると、車いすを押して廊下を歩いてみて、いくらか

良いような気がすると言っていました。

 

いくらかでも良いんです。少しで良いんです。

 

なんかいい感じと言って廊下を歩いてくれました。

 

次回上京は3週間後。心配は尽きませんが、何とかなった気は

しています。

 

 

 

話は変わりますが、私はカレー南蛮そばが大好きなんです。

好きになったきっかけは、幼い頃自宅のすぐそばにあるお蕎麦屋さんに

よくおばあちゃんが連れて行ってくれたんです。

 

そこで食べたカレー南蛮に衝撃をうけ、なんて美味しいものなんだ

と子供心にそう思いました。

 

その思い出のお蕎麦屋さんに行ってきました。

 

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少しお店は新しくなっていましたが、雰囲気は昔のまま。

 

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かど屋さん。

 

ここは両親とは行った記憶はありません。おばあちゃんと弟と行った気がします。

 

おばあちゃんはおしるこ屋さんにも連れて行ってくれて、両親と行かない所へ

連れて行ってもらいました。

 

ここで食べたカレー南蛮そば。

 

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シンプル。

 

何の飾り気もない昔ながらのおそば。

 

ここのお肉は豚肉。

 

カレーのとろみがおそばに絡んだ感じが、今まで見た事のない光景だったんです。

 

まだ小学生でした。

 

そして時々おばあちゃんに、行きたい、食べたいと言って連れて行って

もらいました。

 

 

何十年ぶりでしょう。

 

私の元祖、カレー南蛮そばです。とっても美味しく懐かしく大満足でした。

 

 

 

また別の話。

 

新宿駅のホームで目の前にあった「バスキア」

 

うわ~~、行きたい。

 

最近話題のZOZOの元社長が購入した絵。

 

見たいですよ。

 

でも行く時間はありません。

 

写真だけ撮りました。

 

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東京に行くたびに行きたいところ、やりたいことがたくさん出てきます。

 

両親が元気に過ごしてくれれば、毎月行きます。

 

ちょっとの時間でも私の楽しみも作りたいと思います。