今日出勤してから急に弟から電話がありました。
「さっき今日は買い物をしてほしいと母から電話が来たんだけど、
実は昨日入院して緊急手術したんだよね。」
「えーーー。何？緊急手術？どうしたの？」
「尿管結石だったんだけどね。買い物できないから、ヘルパーさんに
買い物をお願いしてくれる。」
「買い物はわかったけど大丈夫なの。」
「もう大丈夫。体は元気だよ。ただいつ退院できるのかな。」
「元気なら良かった。買い物はすぐに頼むから。お大事に。」
今日は母がデイサービスに行く日。
9時までは朝のヘルパーさんがまだいます。
ギリギリで管理者さんに電話をして、訪問中のヘルパーさんに
買わなきゃならないものを母に確認してもらい、何とか今日の
買い物ができるようになりました。
そうしているうちにまた電話が鳴り、父からでした。
「どこの病院に入院したの？」
あら、それを聞くのを忘れました。
私もかなり動揺しています。
弟に電話で確認しました。父が脳梗塞後のリハビリで入院した病院でした。
それを伝えると父は安心した様で落ち着きました。
そしてまもなく母はデイサービスに出かけました。
携帯電話は母がいつも持って行きます。
午後３時頃、また携帯から電話が来ました。
デイサービスの母からでした。
「ちょっと、（弟）が入院しちゃったのよ。聞いた？」
「朝連絡来たわよ。」
「あらそうだった。ほらねこうやって忘れちゃうのよ。認知症は
困ったもんだね。」
「なんで今電話してきたの？」
「今おやつの時間なの。それだけ。」
話し方はいつも通りの母でしたが、やっぱり心配なんでしょう。
その後６時頃。
「あのさ、（弟）が入院しちゃったじゃない、なんとなく不便
な感じ。」
買い物はヘルパーさんにお願いしたし、そんなに長い入院ではないから
大丈夫だと伝えて、すぐに電話を切りました。
それから８時頃
「入院中の着替えとか洗濯物とかどうしてるのかしら。」
やっぱりかなりの動揺が見られます。
洗濯ものとか今の両親に届けることなんかできません。
今はお金を出せばやってくれます。
それも伝えたら
「そうか、じゃあ退院するまでほっといても大丈夫かしらね。」
それしかありません。
なんか思ったよりも精神的に参っている様に感じます。
頼りにしている弟が入院したんですから、心配なのは当たり前です。
でも普通の心配だけでなく、過度な不安を抱いているような気が
します。認知が進まなきゃいいんですが。精神的ショックがある
様です。
弟は大事に至らなかったので、すぐに退院すると思います。
退院するまで弟よりも母が心配です。
私に数時間おきに電話をしてきたことなんかありません。
私に電話をかけてくることで落ち着きを求めているんでしょうか。
それは全然かまいませんが、とにかく認知の進行が心配です。
弟が早く退院してくることを願っています。
