遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

見守り・安否確認のニーズが多い事

 

 

 

 

 

昨日熱中症による入院がありました。

 

この時期はどうしても病気ではなく熱中症も入院の対象となります。

 

お盆で隣町の娘さんが来たところトイレの前で倒れていたおばあちゃん。

 

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病院受診したところ、点滴を1本やって帰された様です・

 

次の日も娘さんが行ってみると、また同じようにトイレの前でうずくまっていて

結局検査入院となりました。

 

検査をしたところ、特に悪いところはなく、熱中症だっただけなのでいつ

帰っても良いと言われた様です。

 

そこでご家族の心配事になってしまいました。

 

2日連続して同じ状況だったんですからね。

 

ケアマネさんの所に相談に来られ、毎日誰かが訪問するように

してほしいと依頼されました。

 

今デイサービスには週1回しか行っていないので、まずはデイサービス

を週2回に増やし、週1回の福祉弁当の日も利用し、今までヘルパー

訪問は週2回だったものを増やしてみようという事になりました。

 

しかし今までの訪問はお買い物と簡単な調理の支援で、

それ以上訪問を増やしても本当はやることがないんです。

 

ご家族とすれば、何にもしなくて良いから、倒れていないか見に

行ってほしいわけです。

 

だって90歳ですからね。

 

しかしこれがなかなか難しい事になります。

 

その依頼もご家族からの依頼で、御本人の意見は何も聞いて

いません。

 

来週中ごろには退院するようなので、それまでに今後どうするかを

しっかり決めなければなりません。

 

見守りや安否確認だけで訪問できれば良いんですが、それだけでは

介護保険の算定はできないんです。

 

本当はすぐにでも施設に入れてほしいと言われた様ですが、

すぐに入れる施設なんかありません。

 

 

 

実際離れているご家族は心配です。

 

それは私も同じです。

 

私は毎日調理で訪問してもらっていますので、特に問題はありませんが、

何にも手伝うことなく毎日訪問は難しいんです。

 

でもこういったニーズは決して少なくないんです。

 

気持ちはわかります。

 

元気であっても、この暑さです。

 

いつ熱中症で倒れてもおかしくありません。

 

結局はこのおばあちゃんの所にも、何かの理由をつけて訪問して

あげることになると思います。

 

熱中症は年齢も関係ありませんから、皆さんも実家のご両親には

水分補給の声掛けを電話で良いのでしてくださいね。

 

喉乾いたと感じる前に飲んでねって。

 

 

 

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