遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

今日は母の誕生日

 

 

はちみつセット

 

 

11月11日はポッキーの日、ピーナッツの日と色々な日

でもあります。

 

私にとっては言うまでもなく母の誕生日なんです。

 

 

 

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今日水曜日は父がデイサービスに出かける日です。

 

父が出かけて一息ついた頃、10時に電話を掛けました。

 

 

「ハッピーバースデイ。」

 

「あら、そうね。」

 

「忘れないでよ。何歳になったの?」

 

「えっと~、9かな。89。」

 

「え、違うんじゃない。」

 

「じゃあ90か。まあそんな事どっちでもいいわよ。」

 

「どっちでも良くないでしょ。大台に乗っちゃったね。」

 

「そうね。でも毎日が楽しいしさ、言うことないわよ。

デイサービスが楽しくてね。(弟)も良くやってくれるから

私は毎日感謝の日よ。」

 

「それは良かったね。」

 

「ヘルパーさん達もお父さんの食事の事で色々工夫してくれてるし。

皆に感謝してるわよ。年金があれば生活も困らないしさ。」

 

「良い事だらけだね。」

 

「おかげさまで。」

 

いつでも前向きでマイナスに考える事はほとんどない母です。

 

今日もポジティブで元気でした。

 

 

 

母は東京神田の生まれで言うなればちゃきちゃきの江戸っ子です。

 

神田明神の子供だと言っています。

 

母が子供の頃は東京神田で酒屋を営んでおり、番頭さんも3人いて

お嬢さんで育ったそうです。

 

しかし近所に日立の工場があり、戦争に突入した時?突入する前?に

早めに疎開するように言われたそうです。

 

そして疎開した先が親の実家がある山梨県でした。

 

疎開してからは親の仕事も無く、母親の実家がお金のある家だったので

おじさんから資金援助を受けたそうです。

 

そして母は女学校にも入れてもらったと話していました。

 

昔の事は本当に良く覚えています。

 

母から昔の話を聞くのがとても楽しく、認知症を忘れさせてくれます。

 

実際の日常はやはり一日家にいればぼーっとしている様です。

 

暇があれば寝てるっていう感じです。

 

なるべく起きているように常に声はかけていますけど。

 

 

 

コロナの感染者数がいまだに増え続け、とっても上京したいと

言えないと今日も謝りました。

 

でも母は何の心配もいらないわよ、元気だからと言ってくれます。

 

母にも気を使わせています。

 

 

 

両親二人が90歳を過ぎました。

 

コロナが終わったら、この一年の穴埋めをしなきゃ。

 

毎月上京してあげよう。

 

そう思います。

 

コロナ収束までこのまま両親が元気でいてくれることを

願うばかりです。

 

 

 

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