遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

可愛いおじいちゃんに変身

 

 はちみつセット

 

今日訪問したのは歯医者さんだったおじいちゃん。

 

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契約したのは昨年でした。

 

奥さんが体を悪くしたのをきっかけに、契約だけでも

しておきたいとの事で契約だけしていました。

 

今年になってだいぶ弱くなってきたし、一人でお風呂に

入るのも大変そうだと思い、ケアマネさんが入浴介助

の話をしたそうです。

 

そしたら、「そんなのは必要ない」ってかたくなに拒否。

 

「誰がそんなの頼んだ」って自分はまだ元気をアピール。

 

自分が弱くなったことなんか認めません。

 

でもそんな会話をしている最中に意識消失で救急搬送になったんです。

 

でも入院する事もなく帰宅されました。

 

やっぱり一人で入浴中に何かあっても困るので、ヘルパーの

入浴介助を頼んでみようと思ったそうです。

 

そして先週から入浴介助をスタートしました。

 

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最初は気が乗らなかったような感じでしたが、だんだん気持ちよく

なってきて、終了すると

 

「いや~楽だったし、気持ち良かったよ。」

 

「この次は来月か?」

 

あら、気に入ってもらえました。

 

「いいえ、また来週来ますから、待っててくださいね。」

 

「あ、そうか。」

 

薄笑いしながら、嬉しそうでした。

 

そして今日2回目の訪問でした。

 

入浴前には必ずバイタルチェックをします。

 

血圧を測定してビックリ。

 

215/100

 

なんと、この血圧では入浴する事はできません。

 

「ちなみに血圧の薬は今朝飲みましたか?」

 

「飲んでないかもしれないな。」

 

あれ、歯医者さんだってお医者さんですよね。

 

血圧の薬はちゃんと飲まなきゃ。

 

奥さんが

 

「私が言っても言う事聞かないのよ。」

 

「うるさいな、ごちゃごちゃ言うな。」

 

こんな感じで服薬の管理ができていませんでした。

 

ケアマネさんもお医者さんに服薬の話はしていなかったって。

 

でもこれでは、これから急に何かが起こっても困ります

から、奥さんに服薬の管理をしてもらう様にお願いしま

した。

 

せっかく楽しみにしていた入浴ができないんじゃ気の毒

ですから。

 

でも不思議と私たちが言うと素直な返事が返ってきました。

 

あら、思ったより素直。

 

だって私たちが来るのを待っていてくれたそうですから。

 

嬉しかったです。

 

だからこそ、血圧の薬はちゃんと飲んで待っていて下さい。

 

そしてお風呂に入ってさっぱりしましょう。

 

木曜日改めて訪問します。

 

ちゃんと服薬して血圧が下がっていることを願っています。

 

 

 

 

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