遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

痛いところを突かれました

 

 

はちみつセット

 

 

以前も紹介した味覚障害の利用者さん。

 

何とか訪問を継続しています。

 

今日何回かぶりに訪問して、利用した感想などを聞いて

みました。

 

私の事業所では担当制ではないので、まずは職員ヘルパーが

順番に訪問しました。

 

そしたら、「最初の2~3回は良かったけど、その後は

何だか作ればいいって感じに粗末になってきた気がする」

と言われました。

 

もう一つ、「引継ぎじゃなくて、申し送りができていない

んじゃないか。毎回同じことを聞かれるし、今日は何を

しますかって聞かれる」

 

しっかりご意見を言って下さいました。

 

否定する部分はありません。

 

ただ粗末になってきたと言われたのはちょっとビックリです。

 

どのヘルパーもすごく気を使って調理しました。

 

 

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試行錯誤して調理してきました。

 

それがあまり通じていませんでした。

 

そこは残念です。

 

利用者さんからのご意見はとっても貴重なものです。

 

大抵は本当のことを言ってはくれません。

 

でも今回ははっきりと言って下さいました。

 

この言葉は真摯に受け止めなければなりません。

 

結果的に味がどうのという話はありませんでした。

 

食欲さえあればちゃんと食べて下さっています。

 

体調が悪ければ誰だってイライラします。

 

この方は決してイライラした口調で言われたのではありません。

 

でも一緒に聞いていたヘルパーは撃沈していました。

 

自分のやり方が粗末と言われたと。

 

でも私はどのヘルパーも頑張って調理している事を知っています。

 

だからヘルパーを責めるつもりもありません。

 

ただ委縮しないで、更に試行錯誤を続けて成長していってほしい

だけです。

 

自分達にとって大変勉強になる利用者さんです。

 

なかなかそう思うのも大変ですけどね。

 

 

前事業所は3回で降ろされましたが、何とか継続させてもらえそうです。

 

引き続きみんなで頑張って、言われた事はきちんと申し送りして

この方を支えていきたいと思います。

 

難しいな~。

 

 

 

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