脳疾患で入院加療し退院したばかりの利用者さん。
歩行が不安定な状態で退院されました。
入院中リハビリをかなり頑張ったんだと思います。
おそらく車いすレベルから回復されたんだと思います。
通院介助で新規契約に行きました。
ケアマネさんからは院内は車いすでの介助が必要と聞いていました。
契約時に説明をさせていただきアセスメントをします。
「院内は車いすでの介助でよろしいですか?」
「いや、普通に歩くよ。車いすはいらないね。」
御本人がそうおっしゃるなら、まあそれでも良いでしょう。
自宅では歩かれていましたので。
でもケアマネさんは転倒予防に、家の中で使用する歩行器の
レンタルをお勧めしていました。
あくまでも安心して歩行できるように転倒防止のためです。
しかし
「まだそこまでダメになっていないよ。大丈夫だから。」
と使用を拒否されました。
奥さんは借りた方が良いと言いますが、なぜか本人がいらないと
言います。
奥さんが小声で言いました。
「見た目が悪いとか言うのよ。」
見た目ですか。
近所の目も気になるとの事です。
自宅の中くらいは無理しないで安全を優先したら良いと思いますが、
違うんですね。
歩行器=シルバーカー=年寄りが使うもの
そんなにマイナスのイメージなんでしょうか。
まだ自分はそこまで衰えていないと頑張っているんです。
この方以外にも車いすなんてみっともないと言う人がいました。
やっぱりそうなんですよね。
自分が車いすレベルになったなんて思いたくありません。
危険を回避する方が、見た目より大事だと思いますが、なかなか理解
してはもらえませんでした。
今も院内は見守り歩行で行っていますが、無理は禁物です。
ケアマネさんも退院して間もないので、今転倒したら大変な事に
なるので、歩行が安定するまでの期間使用してはどうかと提案
したんですけどね。
せめて自宅内で誰も見ていない所では素のままでいればいいのにな。
歩行器にたよる事は決してみっともない事ではないですよ。
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