遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

心配の度合いが逆転しました。

 

 

 

 

 

父が脳梗塞になったのをきっかけに、私の両親の介護は始まりましたが、

母はまだ元気で自分の事は自分でできましたから、父の心配が大きくて

母の心配はあまりしていませんでした。

 

しかし母の認知症がアルツハイマー型認知症と診断され、徐々に進行し

現在に至っています。

 

でもそれでもそんなに母の心配はしておらず、やっぱり父の方が心配

でした。

 

ところが今回父の入浴介助の再開を見届けに来たケアマネさんから

色々な話がありました。

 

要するに、今の状態は父よりも母の方が心配だという事です。

 

ケアマネさんがみてそう思ったんです。

 

これは間違いのない事実だと思います。

 

まず行動面で入浴の仕方がわからない事。

 

歩行は小刻みで不安定。

 

短期記憶が衰えている。

 

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等々色々です。

 

父は家の中でも車いすを押して歩いているので歩行は安定しているし

記憶も大丈夫。

 

父の介護度を見直ししたので、介護度は父が3で母が2ですが、逆の

ような感じになってきてしまいました。

 

母のサービス量は要介護2で間に合っているので、父のように見直し

の必要はありませんが、実際の介護度は逆転してしまったようです。

 

 

 

母の歩行状態の悪化には家の事情も絡んでいるような気がします。

 

昔からお金のなかった我が家では、エアコンの設置をしていませんでした。

 

両親の寝室にだけウインドエアコンがついていましたが、ここ最近の

暑さはウインドエアコンではまったく冷えず、家の中で熱中症になって

しまう暑さでした。

 

昨年弟がちゃんとしたエアコンを設置しましたので、寝室だけが快適な

温度になった訳です。

 

そうすると二人とも寝室にいる時間が長くなり、当然寝室ですからベッド

で横になるしかありません。

 

そして食事の時間以外は寝室にいるようになり、今までの様に居間で

新聞をみたりテレビを見たりする事もなくなりました。

 

そんな生活が筋力低下を起こし、母の場合は頭を使う事もなくなり、

どんどん筋力も頭も悪化して行ったんだと思います。

 

居間や台所にもエアコンがあり、どこでも快適に過ごせる環境だったら

また少し違っていたのかもしれませんが、仕方がありません。

 

我が家は昭和の初期に建てられた家で、何回かリフォームはしましたが

でも築100年にもなる家なんです。

 

父が幼少の時から住み慣れた家ですから、どこにも行くはずもなく

そのまま今まで暮らしていたんです。

 

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その家で暮らしての結果ですから、両親はなんとも思っていないと

思いますが、娘としたらもっと整った環境で老後を過ごしていたならと

思ってしまいます。

 

家も両親も頑張っています。

 

ぎりぎりの在宅生活です。

 

もうすこしこのまま頑張ってほしいと思っている娘でした。

 

 

 

 

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