遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ポジティブなお嫁さん

 

 

 

介護者の皆さんは少なからず日々の介護でお疲れの部分が

あると思います。

 

そんなお疲れの時に感じるストレスの解消法は、それぞれ違うと思いますが、

皆さんがうまくストレスを解消して日々の介護を継続されているんだと思い

ます。

 

先日ビックリするほどポジティブなお嫁さん会いました。

 

介護しているのは旦那様のお父さん。

 

昭和1桁生まれの頑固一徹なおじいちゃんです。

 

すでに94歳ですが、まだ自分は年寄りではないと思われています。

 

高齢者なのは認めていますが、自分は他の高齢者とは違うんです。

 

トイレも使えば必ずびちょびちょにします。

 

でも紙パンツを勧めようものなら、「年寄り扱いして」と怒ります。

 

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ご飯はボロボロとこぼして、後片付けが大変です。

 

このお嫁さんはそんな状態でも介護を楽しんでいます。

 

おじいちゃんがトイレに行くと黙って後ろからついていきます。

 

おじいちゃんについてくるなと言われても、にこやかについて行き、

ジャーっとこぼした尿をささっと拭き掃除してしまいます。

 

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これで良しって。

 

食べこぼしが多くておじいちゃんのご飯だけ大皿に盛り付けして

自分だけ違うお皿にしてひどく嫌味を言われた時も、次の日から

家族全員大皿にして、みんな同じだと言って笑って見せたり。

 

それを聞いたとき、普通じゃできないと思いました。

 

多くの介護者の方を見てきましたが、出会った中で一番ポジティブな

お嫁さんです。

 

とにかく明るい性格です。

 

前向きです。

 

こんなお嫁さんに介護されているおじいちゃんは、本当に幸せ

だと思います。

 

おじいちゃんを立てながら嫌な顔一つせず、びちゃびちゃのトイレ

掃除をする。

 

皆さんにはできますか?

 

トイレ1日1回ではありませんよ。

 

おじいちゃんが行くたびにです。

 

「床のびちゃびちゃを拭かなければ、そのまま踏んで廊下に出てきますから、

その方が大変でしょ(笑)」

 

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これが笑えますか。

 

やはり家族のいう事はほとんどきかないので、他人の介入が必要です。

 

私たちは通院のお手伝いだけですが、少しずつおじいちゃんに色々な

話をしてお嫁さんを楽にしてあげたいと思います。

 

今も他の人が思うほど大変だとは思っていないとの事でしたが、

でもせめて紙パンツをはいてくれたら、少しは楽になるのではないかと

思います。

 

頑張ってみます。

 

 

 

 

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