お正月帰省もひと段落しました。
昨年コロナで帰省できなかったご家族も大勢帰省され、皆さん
賑やかなお正月を過ごされたんだろうなと思います。
昨年新規契約をして、調理と在宅入浴で訪問させていただいているＹさん
の所にも長男さんご夫婦が２年ぶりに帰省された様です。
契約の際に同席してくださったのは、市内在住の長女さんでした。
長女さんにも持病があり、頻繁に訪問できないので、ヘルパーを
依頼されたんです。
でも一番大事な病院だけは自分で行って下さるので、その点は
とても良い事だと思っています。
このＹさんも難しい病気にかかられているので、体調も日々変化して
います。
認知症状はなく、普通のお母さんです。
私たちは一日おきに調理と入浴を交互にして訪問しています。
それがＹさんご本人の意向ですし、長女さんの意向でもあります。
ところがＹさんからケアマネさんに電話が来ました。
今回帰省した長男の嫁さんがケアマネさんあてにノートにお願い事を
書いて行ったから見てほしいとの事です。
ケアマネさんがそのノートを確認してビックリしました。
お嫁さんはＹさんにリハビリをさせたいという意向でした。
訪問介護の調理は中止して訪問リハビリに変更し、入浴は通所リハ
に行って行うのがベストとの事。
単位数が足りないでしょうから介護度の見直しをして下さいって。
あれ？
御本人の意向は全くの無視？
Ｙさんが一番大変だという調理は自分でやりなさいって事です。
入浴も大勢の所では抵抗があるとの事で始めた在宅入浴です。
すべてが正反対の事を書いてます。
これで良いんでしょうか。
誰のための介護保険でしょうか。
Ｙさんは自分の事を心配して書いて行ってくれたと思うとは言って
いましたが、でも調理は抜かないでほしいと言われました。
ケアマネさんは長女さんにその旨をお知らせしました。
長女さんはどちらでも良いと言われました。
兄のお嫁さんに意見する事はできない様です。
どう考えても介護保険に関わっている方ですよね。
そうじゃなければここまで書けないと思います。
これからどういう方向に持って行くのか。
御本人の意向を踏まえて決定していくようです。
今までまったく前面に出てこなかったご家族がこのお正月に
帰省され、今までの訪問を全否定して行かれたのが、正直
ケアマネさんも腹立たしく感じています。
Ｙさんのためを思っての事とは思いますが、こちらとしても
複雑です。
本人の希望するままじゃダメなんだと言われたような気がします。
でも私たちはやはり利用者さんご本人の意向を第１に考えていますから。
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