遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

娘さんが後悔するのがもうわかる

 

 

 

 

ケアマネさんが長電話で嘆いていました。

 

自宅で一人暮しをしていたおばあちゃんが、自宅で転倒し骨折をして

しまい、自宅での一人暮らしは難しいとのことで、とりあえず冬期間

ショートステイのお世話になる事にしました。

 

ヘルパーはお一人だったおばあちゃんの所に、調理で毎日訪問していました。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20220203214433g:plain

 

介護度も見直しして要介護4の認定となり、娘さんもこのまま施設入所

の方向で考えていました。

 

在宅で一人暮らしの時、デイサービスで機能訓練を進めても、全くやる気が

なく、動かないでいる事を選んだおばあちゃんです。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20220203214329j:plain

 

デイサービスでも機能訓練を無理強いせず、おばあちゃんの希望通りに

何もしないで過ごして頂いていました。

 

そして転倒骨折してしまいました。

 

仕方がありません。筋力低下してしまったんです。

 

娘さんからの電話は、そのおばあちゃんがリハビリをしたいと言って

いるので、自分の家につれて帰りたいという話でした。

 

ケアマネさんはビックリしました。

 

デイサービスで機能訓練を全くやる気がなく、何もしなかったおばあちゃんが

本気でそんなことを言っているとは思えない。

 

これはきっとショートステイでなにかがあって帰りたくなったのかな。

 

ケアマネさんはそう思いました。

 

娘さんはおばあちゃんのいう事を鵜呑みにしています。

 

娘さんの家に引き取って、おばあちゃんがずっといられれば問題はありません。

 

しかし娘さんのおうちには娘さんの旦那さんがいます。

 

旦那さんも病気を患っています。

 

更に娘さんは少しだけ仕事もしています。

 

これは大変な話です。

 

おばあちゃんと病気の旦那さんを置いて出かけられますか。

 

おばあちゃんもリハビリをしたいからデイケアを利用するために

施設を退所したいと言った様ですが、ケアマネさんはその言葉に

違和感を感じています。

 

行かない事になるのが目に見えていると言います。

 

娘さんはおばあちゃんの本心を見抜けない様です。

 

自宅に連れて帰って、今度は旦那さんとおばあちゃんとの板挟みに

なってしまいます。

 

どちらの言う事も聞くなんて事は不可能です。

 

娘さんが体調を崩してしまうような気がします。

 

それがわかるので、ケアマネさんは退所しない方向で話をして

いますが、どうも難しそうです。

 

せっかく入ったショートを退所してしまえば、また入りたいと

言ってもすぐには空きは見つかりません。

 

ケアマネさんの説得もむなしく、退所の方向で進むようです。

 

「ほら見たか」とならない事を祈ります。

 

娘さんのおうちに行っても、ヘルパーは通院介助では訪問できますよ。

 

必要時はご依頼ください。

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】