遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

裏の声が丸聞こえ

 

 

 

 

普段お昼はそれぞれお弁当を持ってきます。

 

でも週1回土曜日はお弁当を注文して届けてもらいます。

 

コロナが始まり、飲食店では生き残りをかけてテイクアウトを

始めるようになりました。

 

そして市が補助金を出して始めた「食タクシー」がお弁当をお店から

お客さんまで運んでくれるんです。

 

居酒屋さんのお弁当やステーキハウスのお弁当等今まで食べられなかった

ようなお弁当があるんです。

 

毎週土曜出勤になると、「今日はどこにする」ってみんながウキウキ

します。

 

先日すごく嫌な思いをしました。

 

その日は普段行くことのない、割烹料理のテイクアウトを注文する事に

しました。

 

行った事がある人が、

 

「美味しいけど、作るのはおじいちゃんだよ。」

 

って言っていました。

 

別におじいちゃんでも良いですよ。

 

その日の出勤は10人でした。

 

「食タクシー」のちらしからそのお店を選びました。

 

皆で同じそこのオリジナル弁当を注文する事にしたんです。

 

朝の申し送り後、すぐに注文の電話をしました。

 

電話は包括の職員さんがしてくれたんです。

 

そして優しそうなお母さんが電話口に出たようです。

 

「オリジナル弁当10個、食タクシーでお願いします。」

 

「オリジナル弁当10個お願いします。」

 

そしたら電話の奥から声が聞こえたそうです。

 

「10個もかよ。今から10個もできるわけないだろ。」

 

え?今からってまだ朝なんですけど。

 

「お断りすれば良いんですか。」

 

「わかったよ、作れば良いんだろ。」

 

「お受けしますよ。」

 

「だからわかったって言ってるだろ。」

 

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全部聞こえてしまったんです。

 

電話をした職員は、

 

「大丈夫ですか?」

 

と言ってしまったそうです。

 

でも向こうは今の会話を聞かれているとは思っていません。

 

「大丈夫ですよ。10個ですね。有難うございました。」

 

もしこの電話を私がかけていたら、

 

「作りたくないなら結構です。他に電話しますので、もう良いです。」

 

って言っちゃいそうです。

 

朝から作りたくなかったら、チラシに載せなきゃ良いんですよ。

 

だれも注文しませんから。

 

皆が、きっと変な弁当来るよって思いました。

 

ところが届いた弁当はすごく豪華な弁当で、おかずの種類も多く

薄味のとっても美味しい弁当だったんです。

 

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さすが割烹料理屋さんって感じでした。

 

あんな対応じゃなければ、絶対リピートしていましたよ。

 

でも次は無いなってみんな言いました。

 

残念ですよね。

 

普通の対応だったら良かったのにね。

 

お客さん10人失いましたよ。

 

 

 

 

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