遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

爺さんが残してくれた土地

 

 

 

この田舎は使っていない土地が沢山あります。

 

昔は家族で農業を営み、広大な土地で沢山の作物を作って

生計を立てていた土地です。

 

それが農家の高齢化で無駄に広い土地だけが残されている

現状です。

 

一人暮しのお母さん。

 

だいぶ弱くなってしまいました。

 

ここのお宅にはまだおじいちゃんがいる時からの付き合いです。

 

おじいちゃんに訪問している時は、息子さんのお嫁さんで働き者の

お母さんでした。

 

でもその後当時父さんだった息子さんも高齢でいなくなり、お母さんだけ

が一人残されました。

 

お母さんの子供さん達は別で生活しています。

 

お母さんが住む場所は買い物に行くにもとっても不便な場所なので、

週1回買い物をするために訪問しています。

 

車で行けば往復で40分くらいで行ってこられます。

 

先日早く買い物が終わった時、「水仙の花が咲いたから持って行かないか」

と言われました。

 

その水仙は爺さんが植えた水仙なんだそうです。

 

それを言われたら持って行かないわけにはいきません。

 

水仙が咲いている畑につれて行かれました。

 

行ってみると早生の水仙が咲いていて、これからが本格的に咲く

んだそうです。

 

 

 

 

以前は肥料をちゃんとやって、大切に育てていた水仙なんだそうです。

 

いまはお母さん一人で、畑まで歩くのもやっとで、水仙のお世話もできずに

自然のままになっているんだそうです。

 

肥料もやらないのに、それなりに咲いてくれる爺さんが育てた水仙を

粗末にしないで、飾ってあげてほしかったんです。

 

その畑の広さにビックリしました。

 

 

水仙だけが植えられていました。

 

写真はほんの一角です。

 

雑草もとり切れずに結構出てきています。

 

この広大な土地をどうしたら良いのかを悩んでいるんです。

 

子ども達もいらないと言うし、ただあるだけで雑草ばかりにしてしまう。

 

困った、どうすればいいんだと言われます。

 

爺さんが残してくれた土地がお母さんを悩ませる事になってしまいました。

 

「土地なんていらないもんだよ。どうすんだ広すぎて手に負えないよ。」

 

広大な土地や、山を持っている高齢者は沢山います。

 

都会じゃ考えられない話ですよ。

 

土地が余るなんて。

 

どんどん過疎化しているこの地域では遊んでいる土地ばかりが

増えていきます。

 

有効につかう方法は無いものでしょうか。

 

都会の社長さん達、何かにできませんかね。

 

土地一杯ありますよ。

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】