遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

透析患者さん達の願いとは

 

 

 

私たちが行う通院介助の中には透析室への送り迎えというのも

あります。

 

透析室まで車いすで介助して透析前に体重を測り、患者さんが横に

なるベッドに持参したバスタオルを敷いて透析室のベッドに臥床

するまでのお手伝いをします。

 

 

 

透析室に入る前に少しの時間、透析の準備が整うまで待ち時間が

発生します。

 

先日その待ち時間で患者さん達の話が耳に入りました。

 

ここの病院には透析患者さん達が加入する、腎友会なるものがあります。

 

他の病院の事はわかりません。あるかもしれません。

 

その腎友会でアンケートをやられた様なんです。

 

それが市への要望をアンケートに書いてもらっていた様なんです。

 

おそらく腎友会の会長さんと思われる方がいました。

 

その会長さんとの話がとても興味深かったんです。

 

患者A「どのくらい意見が出ましたか?」

 

会長「結構色々な意見がありましたね。」

 

患者B「それは良かったですね。」

 

会長「どれも良いご意見でできれば全部かなえてほしいですよ。」

 

患者C「でもさ、ここの市長さんてさあまり意味のない所に力を入れてる

    感じがするよね。」

 

患者A「そうなのよ。観光地の整備とかお土産とか。」

 

会長「皆さんの要望が市長の所に届いたとしても、叶えてもらうには

   4~5年かかるんじゃないかな。」

 

患者B「もう少し早く何とかしてもらえないかしらね。」

 

患者さん達の要望って何でしょうか。

 

その内容が話の中には出なかったんです。

 

でも私が思うに、この辺には透析患者さんを受け入れる病院が

少ないんです。

 

さらに高齢になって自宅での生活が難しくなった時に透析患者さんを

受け入れしてくれる施設は一つもないんです。

 

おそらく透析患者さんの受け入れのできる開業医の確保なんかを

要望されたのではないかと考えます。

 

都会で働く医師が地方に行くことは左遷の様にドラマでは

描かれる悲しさを以前語った事がありました。

 

地方でも医師が必要なんです。

 

患者さん達はそれを一番望んでいるのではないでしょうか。

 

いつか腎友会の方達の出したアンケートの中身がわかれば良いな。

 

透析室にアンケート結果が張り出される日を待ちたいと思います。

 

市長さん、要望を早く現実にしてあげて下さい。

 

市民は見ていますよ。

 

 

 

 

 

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