遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

リハビリパンツを着用する事

 

 

 

年を重ねると、ちょっとした腹圧で尿漏れをしてしまうのは

仕方がない事だと思います。

 

女性は産後にも同じような事が起こる事があります。

 

若いと回復しますが、高齢になってからだとなかなか回復は

困難な事だと思います。

 

そしてはじめは少なかったただの尿漏れから、多量に出てしまう

尿失禁へと変化していきます。

 

でも今は昔と違ってリハビリパンツや尿取りパットといった介護用品で

尿失禁の不快感から逃れる事ができるようになりました。

 

あくまでも正しい使い方をしての事です。

 

 

 

尿失禁が徐々に多くなってきて、リハビリパンツの着用をすすめる

事が多々あります。

 

自分で交換する事も十分可能な時点で着用をすすめる事が多いと

思います。

 

その結果ストレートに上手くいくことってあまりない様な気がするんです。

 

最近リハビリパンツをすすめたおばあちゃん。

 

勧めたところ素直にわかったと言われました。

 

デイサービスで入浴後に交換するように、荷物の中にも入れて

持たせていました。

 

そしたらデイサービスから、

 

「おそらくデイサービスの入浴後、週1回しか交換していない

と思われる。」

 

と連絡が来ました。

 

布パンツだったら毎日交換しますよね。

 

紙パンツだとなんで交換しないんですか。

 

そこには捨てるという抵抗が邪魔をしていました。

 

一日で捨てる事が考えられないと言います。

 

それであれば、中に尿取りパットを入れて、パットを交換すれば

もしかしたらパンツを汚さずにすむかもしれません。

 

でも尿取りパットを上手く使う事もできません。

 

毎日パンツ交換で訪問する程ではないので、本人の意思に

任せるしかありませんが、未だに1週間ずっとはき続けて

いる様です。

 

 

パンツも1枚いくらとかかります。

 

ですから強制する事はなかなか難しいんですが、そのまま

にしておくのもどうかと思います。

 

私の母は交換する着替えるという動作はできますが、声をかけないと

交換しません。

 

パンツから尿があふれてしまってもわからなくなってしまいました。

 

そうなれば毎日交換のために他人の手が必要です。

 

 

そうなる前のまだしっかりされている人の排泄面での援助って、

デリケートな部分だけになかなか難しいんです。

 

リハビリパンツの着用が定着するまで、周りの声掛けが必要です。

 

自尊心を傷つけない様な声掛けをして、なんとかおばあちゃんに

清潔に過ごしてほしいものです。

 

 

 

 

 

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