遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母はまだ在宅のままで

 

 

 

 

お正月に4日連続自宅で過ごした母を介護した弟。

 

弟が初めてその壮絶だった4日間を語ってくれました。

 

全く介護の経験がなかった弟が良く頑張ってくれたと思います。

 

特に同性介護ならまだしも息子が母親の介護をする事の困難を

私は仕事を通じて毎日見ています。

 

それが自分の家族に起こっているなんて、本当に心苦しいです。

 

日曜日以外は毎日ヘルパーさんがきています。

 

夕食を作り服薬させて、パジャマに着替えさせて、紙パンツに尿取り

パットを入れて行ってくれます。

 

 

 

 

31日が大晦日でデイサービスがお休みとなり家にいた母が、普段から

出かけない日は食事が終わるとベッドに入って寝てしまいますが、この日は

昼寝の時に、なぜか紙パンツをはかずに寝てしまい、大失禁をした

様です。

 

失禁したことが分かった母はベッドに敷いてあった防水シーツを外して

また寝たようですが、更に失禁してびちょびちょの布団に寝て、それは

気づかないまま全身失禁状態で台所の椅子に座っていたんだそうです。

 

弟は相当ビックリしたと思います。

 

布団の中まで大洪水で本人もびしょ濡れで。

 

「いい加減にしろよ」と言いたくなるのもわかりますよ。

 

着替えてくるように言えば、着替えてくることはできるようですが、

なぜ着替えてくるように言われたのかが母には理解出来ていない様だと

言っていました。

 

そんな日が4日も続いたんですね。

 

4日間の洗濯物がものすごい量になっていたようです。

 

 

元々食べる事が大好きな母です。

 

昔から母の朝ご飯はコーンフレークで、必ず1袋はストックをおいてあり、

切らす事が無いように準備をしてあるんですが、それをあるだけ食べて

しまう勢いだった様なんです。

 

 

目が離せない状態で、起きてれば何かを食べ、寝ると失禁してしまい

相当疲れたんだと思います。

 

そんな状況だったから、根を上げてしまったんですね。

 

ですから弟に聞きました。

 

「お母さんこのまま家で大丈夫なの?」

 

「ああ。またデイサービスも始まったし、今日ケアマネさん来たから

ヘルパーさんを日曜日も増やしてもらったから大丈夫だよ。」

 

「そうなの?この間お父さんで資料請求した老人ホームをお母さん

にどうかなと思ったんだけど。」

 

「正月はね、とにかく連続で大変だったんだけど、まあ今は大丈夫だね。」

 

「それなら良いんだけど、あなたが大変かと思ってね。」

 

「何とかなるでしょ。」

 

ヘルパーさんを増やす事で限度額オーバーはしますが、でも母が

デイサービスに行くことを楽しみにし喜んでいるから、その生活は

もうすこし続けていれば良いと弟は言いました。

 

有難いですよ。

 

 

また明日から父の事で老健に連絡しなければなりません。

 

いつまでも老健に迷惑はかけられませんからね。

 

特養の職員の対応が良いままでいる事が大前提ですけどね。

 

まだ安心はしていませんよ。

 

 

 

 

 

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