遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

凄い愛犬、スーパー愛犬だった

 

 

 

 

事故で半身不随の重傷をおい、自宅でお母さんと生活しているところに

訪問しています。

 

通院介助も行いますが、買い物援助でも自宅に訪問させていただいて

います。

 

ここ数年でお母さんは認知症を発症してしまい、障害の利用者

さんがしっかりしないと、お二人の在宅生活が成り立たなくなって

しまいます。

 

しかし半身不随で常時車いすの利用者さんです。

 

時々不調があり、意識喪失があったり、めまいがあったりと、後遺症は

色々と現れます。

 

でも今のお母さんに助けを求めても無理なんです。

 

仕方がありません。

 

ここのお宅にはワンコがいます。

 

大型犬で品種はわかりません。

 

この大型犬が家の中で放し飼いになっているので、最初に訪問した時は

とても怖かったんです。

 

必ず吠えるんです。そして気にいらないと噛んだりする事もあると

聞いていました。

 

 

契約で初めて訪問した時、「こわい」と思っているとワンコも分かって

しまうので、なるべく表情に出さないで、怖くないふりをして行きました。

 

そしたらすぐに吠えるのをやめて、おとなしくなったんです。

 

受け入れてもらえたようです。

 

ホッとしました。

 

今では怖い事もなく、普通に接する事もできるようになりました。

 

 

 

先日デイサービスで利用者さんとお会いした時、お母さんよりワンコの

方が頼りになると言う話をされました。

 

どういう事?

 

話を聞いてビックリしました。

 

意識喪失があって車いすから落ちてしまった時、ワンコの向かって

「助けて、何とかして。」と話かけたんだそうです。

 

そしたら、ワンコが倒れてるそばで伏せのポーズをして、自分につかまれ

と言わんばかりによって来たんだそうです。

 

そして背中に持たれかかったら、力一杯立ち上がって利用者さんも

起き上がる事が出来たんだそうです。

 

またある時は「具合が悪い、助けて」と言ったら、なんと冷凍庫から

凍らせているペットボトルを持ってきてくれて、冷やしてくれた

んだそうです。

 

冷凍庫の開け方も覚えているし、ペットボトルがそこにある事も

ちゃんとわかっているんです。

 

そのワンコに癒され、元気をもらっていると話してくれました。

 

凄くないですか。

 

訓練された介助犬ではないんです。

 

あくまでもペットの愛犬です。

 

でもただのペットじゃないですよ。

 

凄すぎます。

 

自分もいずれは障害施設に行かなければならないと思っているそうですが、

このワンコが元気でいるうちは、ワンコと家で過ごしたいと言われます。

 

良いんじゃないでしょうか。

 

できない事があればヘルパーに言って下さい。

 

できる範囲でお手伝いします。

 

いつか実際にワンコが介助しているところを見てみたいです。

 

感動するでしょうね。

 

 

 

 

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