遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

コロナが親子を近づけた

 

 

 

市内のデイサービスでコロナが続々と発生しています。

 

デイサービス利用者という事は在宅で生活している方々です。

 

ヘルパーを併用で利用されている方も沢山おられます。

 

普段お一人で生活されている利用者さん(女性)が運悪くデイサービスで

コロナ感染してしまいました。

 

感染がわかればデイサービス利用は一定期間利用できません。

 

ヘルパー利用も極力自粛となります。

 

隣の町に住んでいる娘さんとはほとんど顔を合わせる事がありません。

 

利用者さんが娘さんの言う事は一切きかず、怒ってしまった娘さんは

御本人がいない時に実家に行き、冷蔵庫に食べるものを置いてきて

会わない様にしていたんです。

 

ところがデイサービスで熱発し、受診を要請されて検査を受けた所

陽性がわかりました。

 

こうなると一人にしておくことはできません。

 

娘さんが、実家に泊まり込む事になったんです。

 

さすがに体調がわるければ、おばあちゃんも素直にならざるを得ません。

 

しばらくぶりで親子が一つ屋根の下で過ごされました。

 

コロナに感染したことは残念な事ですが、親子で過ごせたことは、

隙間が空いていたお二人の仲が少し近づいてきたんじゃないでしょうか。

 

 

それだけは良い事だったと思います。

 

 

 

年をとったら、若い人のいう事を聞いて可愛くしていれば誰も意地悪は

しませんよ。

 

でもどうしても自分が上でいたいと思えば、子どもたちのいう事なんか

聞いていられるかとなってしまうんですね。

 

そうなると子供たちはどんどん遠のいてしまいます。

 

そんな状況だった親子が、ちょっと体を悪くして母が子供に甘えた事で、

離れていた気持ちが近づいて、良かったのかなと思います。

 

 

コロナ感染したことで得られた、ちょっと良かった事でした。

 

 

 

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