遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母の動画が送られてきました

 

 

 

弟が母の動画を送ってくれました。

 

動画は3本ありました。

 

①デイサービスから帰宅した母

 

②入所当日の朝の様子。

 

③最後の自宅での朝食

 

題をつけるとすればこんな感じです。

 

1つ目は最後になるであろうデイサービスからの帰宅風景です。

 

ショートステイからもしかしたらそのまま入所になるかもしれないと

弟がデイの職員さんに言っていました。

 

迎えてくれたヘルパーさんもさみしと言っていますが、入所を全く

理解できていない母は、弟に説明されても「WHY」と言っていました。

 

車から降りた母の歩行をみて、かなりの低下を感じました。

 

すでに杖か何かにつかまらないと不安定な歩行状態です。

 

 

2つ目はおもらしを弟に指摘されても、全く自覚がない母です。

 

椅子に使い捨てのシートを敷いて、そこに座りますが、そのシートが

濡れてズボンが明らかに濡れているのに、「なんともない」と言って

います。

 

ただ動画としてみていれば笑える光景かもしれませんが、弟は相当な

苦労をしたと思います。

 

息子が母親に排泄の話をするのって大変な事です。

 

それを弟は根気よくやってくれていました。

 

弟と母の会話の中で、母が何で施設に行く必要があるのかと言ったのに

対し、弟がもらしてばっかりで家にいられないだろうと笑いながら

言っていました。

 

母はノーコメントでしたけどね。

 

分かっていない様です。

 

 

 

最後の動画は朝食のコーンフレークを食べるだけの動画です。

 

 

 

黙々とコーンフレークを食べています

 

特養に行けばもう食べる事は無いんじゃないでしょうか。

 

弟はそこを動画におさめていました。

 

 

どれも母の自然な日常が写った動画でした。

 

弟との会話やヘルパーさんとの会話もごく日常のまま。

 

芝居じゃない所がとっても良かったです。

 

認知症ではありますが、でも見た目はそれほど変わらない母でした。

 

表情もそんなに変わらず、普通の顔をしていました。

 

もっと表情も変化しているかと思いましたが、そんな事はなかったです。

 

 

どれも良い動画でした。

 

撮ってくれて良かったです。

 

弟に感謝ですね。

 

どうも有難う。

 

 

 

 

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