遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

施設でお花見

 

 

 

水曜日に弟からラインで動画が送られてきました。

 

両親がお世話になっている特養で、お花見に連れて行ってくれたようで、

お花見から戻ってきた母を映した動画でした。

 

 

車いすで戻ってきた母ですが、あまり明るい表情ではなかったんです。

 

音声をよく聞くと、「寒い寒い」と言っていました。

 

天気は良さそうでしたが、気温は低かったんでしょうか。

 

車いすに座った母は固まっていました。

 

弟の話だと、父は次の日がお花見だったそうですが、不参加だったと

言っていました。

 

 

 

そして今日は父から電話がかかってきました。

 

「この間ね、お花見があったんだよね。お母さんは参加したんだけど、

どうだったって聞いたら、あまり面白くなかったって言ってたよ。」

 

「え、そうなの?(弟)から動画が送られてきてさ、お母さんが寒い寒い

って言ってるのが聞こえたのよね。寒かった記憶しかないのかもね。」

 

「そうなんだよ。お母さんが行った次の日に職員さんに声をかけてもらったん

だけどね、外気温が15度くらいだったから寒いでしょ。だから断ったんだよ。

その後も何人もの職員さんが声をかけてくれたんだけどね、一度断ったから

じゃあ行きますって言えないでしょ。断った職員さんに悪いじゃない、だから

行かなかったんだよね。」

 

「そうだったんだ。」

 

「お花見に(弟)が来たみたいだけどね、そんな事は言われてないからね。

まあサプライズって事もあるのかもしれないけど、(弟)が来る事が

わかってたら、無理してでも言ったかもしれないけどね。」

 

「そうか、でも2日連続では来なかったかもしれないね。」

 

「一緒に行く人も話でもできる人なら良いけど、ただ寝てるだけの人と

行ってもつまらないよね。」

 

「そうか。特養だからね。しょうがないよね。」

 

「じゃあね、お邪魔しました。」

 

弟からは今回のお花見に参加しなかったのは父一人だけだと聞いています。

 

父は寒いのは嫌だから行かなかったと言っていました。

 

それは自由だと思います。

 

でも弟は父のことを自己中の変り者だって言っていました。

 

協調性が無いわけではないと思います。

 

ただ単に寒い思いをしてまでお花見に行かなくても良いと思っただけ

だと思います。

 

父だって弟が来ることがわかっていたら、無理してでも参加したかも

しれないと言っていましたから、弟には会いたかったのかもしれませんね。

 

施設の敷地内でのお花見でしたが、母だって気分転換にはなったはずです。

 

 

これからもレクリエーション活動にはなるべく参加して、活動的に

過ごしてほしいと思います。

 

在宅ではなかなかできませんからね。

 

 

 

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