遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母がショートステイに行きました

 

 

 

今日から1週間母はショートステイに行きました。

 

父は今日からショートに行くとは思わず、いつものデイサービスに

出かける前の時間に母に電話をしていました。

 

そこで母からショートステイに行くことを聞いた様です。

 

母はショートに行くことを認識していたんですね。

 

弟がまだそこにいたのかな。

 

「お母さんに電話したらね、今日からショートステイに行くって

言ってたよ。」

 

そうよ、今日から1週間ね。」

 

「ああそうなの。特養のショートなの?」

 

「そうよ。家の近くで新しい所なのよ。」

 

「お母さんはそこの特養に入るの?」

 

「違う。お母さんはまだ特養ではないから、今のお母さんはやっぱり

認知症の人が行くグループホームに行くことになると思うよ。でも

空きが無いから、特養のショートを使いながらグループホームが空く

のを待つ事にしたの。」

 

「わかった。ありがと。」

 

「お母さん元気に行ったかな。」

 

「行ったと思うよ。」

 

「お母さんなら大丈夫だよ。」

 

「そうだね。」

 

父も安心したと思います。

 

 

 

ところが夕方弟から電話が来ました。

 

「あのさ、たいしたことじゃないんだけどさ、今お母さんから

電話が来てさ、お父さんの部屋の前にいるけどお父さんがいない

のなんて言ってるから、電話してやってよ。」

 

「はあー、そうか。わかってないか。」

 

 

「その時は分かるような事う言うけど、全くわかってないね。

帰りたいけど帰り方がわからないなんて言ってるからね。」

 

「分かった電話してみる。」

 

「よろしく。」

 

 

そうか。やっぱりわからなくなったか。しょうがないですよね。

 

すぐに電話をしました。ちゃんと出ました。

 

「もしもし。」

 

声はいつもの母です。

 

「お母さん、今日はねショートステイで施設に行ったから1週間

お泊りする事になるんだよ。」

 

「えー-ここに1週間泊まるの?」

 

 

「そう。お母さん家にいる時いつも寝てるでしょ。寝ててトイレにも

行かなくなるでしょ。だからいつも誰かがいるところで、トイレにも

時間で行ってもらって、お母さんが気持ちよく生活できるようにしたの。」

 

「あらそうだったの。じゃあここで食事もみんな出してくれるのね。」

 

「もちろんよ。」

 

「はいわかりました。皆さんのお世話になります。またわからなく

なったら教えて下さい。」

 

「そこにはお父さんはいないからね。お父さんは他の施設にいるからね。」

 

「あら、お父さんここにいるんじゃないのか。」

 

「お父さんも施設に行く前に練習したでしょ。お母さんも今回は練習よ。」

 

「はいわかりました。」

 

「なにかあったら、電話ちょうだいね。」

 

 

 

母の頭の中では父のいる施設に面会に行ったという認識の様です。

 

でも父はいないし、帰らなきゃと思ったんでしょう。

 

電話の向こうに職員さんがいました。

 

母についていてくれたようです。

 

色々とご迷惑をかけているんだと思います。

 

早く慣れてくれると良いんですが。

 

一人で行く初めてのショートステイです。

 

何もないはずがありませんよね。

 

 

 

 

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