遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

「じゃあ、ここを出て行って下さい」と言われた父

 

 

 

昨日の日曜日、父からはちゃんと電話がありました。

 

でも何事もなく、話題にするような事は何もなくて、すぐに

電話も切りました。

 

何事も無くて安心でした。

 

ところが今日、まだ私が職場にいる時間に電話がかかってきたんです。

 

「ごめんね。ちょっと報告しておきたい事があってね。」

 

「大丈夫よ。どうしたの?」

 

「あのね、今さっきの事なんだけどね、けんかしちゃったんだよ。」

 

「誰と。」

 

「職員だよ。」

 

「今度は何があったの?」

 

「また水分の事なんだけどね。無理に飲ませようとするんだよ。

しばらくこんな事はなかったんだけどね。」

 

 

「そうよね。」

 

「今日はお茶がね、自分たちがテーブルに着く前にもう置いてあったんだよね。

ここにはね、他人の物も分からないで置いてある物を口にしちゃう人がいるん

だよね。だからそのお茶は飲みたくなかったんだよ。」

 

「前にも言ってたね。認知症のおばあちゃんね。」

 

「前もって置くのも仕方がない事も分かるんだけど、そもそも緑茶はね

喉に引っかかるから飲めないんだよね。なんで今日は緑茶だったんだろうか」

 

「あ、それわかる。私もあるよ。」

 

「だから、白湯でお願いしたいって言ったんだよね。」

 

「そうね。」

 

「そしたらね、その職員が、緑茶を飲んでもらう決まりになっている

って言うんだよ。緑茶を飲んでもらう決まりって聞いた事無いって

言っちゃったんだよね。」

 

「そしたら?」

 

「ここの決まりが守れないなら、ここから出て行って下さいって言われ

ちゃったんだよ。」

 

「へー--。出て行ってって言ったんだ。」

 

「そう。」

 

「その職員も感情的になっちゃったみたいだね。」

 

「そうだね。」

 

「普通はただの職員がそんな事言えるはずがないもんね。」

 

 

 

父の言ってることがすべてだとは思いませんが、出て行けと言われた

のは確かの様です。

 

ビックリしました。

 

以前水分量を強制した職員は退職したんですが、まだ似たような職員が

いたんですね。

 

お茶を白湯に交換する事がわがままなんでしょうか。

 

実は私もカフェインで胸やけしますので、飲めないんです。

 

コーヒー、紅茶も。

 

そういう経験のない若い職員にはそういう事がわからないんでしょうね。

 

父には上京した時、そういう話もしてみると言いました。

 

多くの人が当たり前の事でも、その人には当たり前ではない事って

ありますよね。

 

在宅を回っていれば、そんな事は山ほどあります。

 

施設内ではわからない事だらけですよ。

 

もうすこし経験を積まないとわからないとは思います。

 

そのあたりを上司の人が上手く教育してくだされば良いんですけどね。

 

利用者が、職員を育てるしかないんでしょうね。

 

こりゃ大変だ。

 

 

 

 

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