遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

洗濯物がしまえない

今回の上京で父から聞いた母の認知症状は、まあ、以前から始まってはいましたが、

「洗濯物を取り込んでも、しまうところがわからないんだね。半袖のシャツなんか

何枚もあるはずなのに、引き出しに入ってないんだよ。」

 

前回上京した時は、ヘルパーさんから、脱水の終わった洗濯物の干し忘れがあって、

ヘルパーの方で干していますって言われ、母に話したら、「え、そんな事したこと

ないわよ。変ね。」と言い、その日以降は洗濯物の干し忘れはなくなり、ちゃんと

干していたようなんです。しかし今度は乾いたものを片付ける場所がわからなくなっ

てしまったとの事でした。

 

父も不自由な体で、引き出しを全部あけて、シャツを一枚一枚半袖か長袖かを見て

着替えるのは大変だと言います。それはそうですよね。

今回は冬物のシャツを引き出しから出してシャツは半袖だけを引き出しに入れてき

ましたが、引き出しの衣類を整理して、入っているものを引き出しに書いて、母にも

間違いなくしまえるようにしなければ、両親ともに困る様です。

 

それにしても、ダニにやられた所、今もまだかゆい。