遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ビックリエピソード

予定通り、本日両親の定期受診に行ってきました。両親ともに薬の処方は変わりありま

せんでした。

 

父は前回の受診時にできず、今回できるようになった事が、右手の爪を切れるように

なった事でした。左手の力がいくらか強くなってきたって事でした。良かったと思い

ます。

 

スープジャーも購入し、味噌汁を入れてもらうようにヘルパーさんにもお願いしまし

た。スープジャーのふたも何とか開けることができそうです。

 

母の糖尿病も心配する程ではありませんでした。

物わすれの方は、医師が今日の日にちを聞きましたが、やはりうまく答えられません

でした。でも笑える程度だったので、大きな進行もなさそうでした。

 

掃除機もサイクロンのものを購入し、さっそく掃除機掛けを行いました。

おかげさまでダニの被害を受けることなく掃除をすることができました。

夕方ケアマネさんがきて、モニタリングをしていきました。

そこで父がビックリエピソードを。

数日前に母が「お父さんご飯の支度が出来ましたよ」って。

ビックリした父が時計を見ると、真夜中の2時だったとの事。

台所に行ってみると、しっかり食事の準備ができていたそうです。

この話を父は笑いながら話してくれました。

ケアマネさんが、「奥様幸せですね。ご主人笑って話されていますよ。」

 

そうですよね。認知症の理解がなかったらきっと怒っていますよね。

しかし父は「夜中に起こされたのは初めてだね。」って。

やはり笑っていました。

 

面白エピソードは父から聞けばまだまだありそうですが、ほかに何かないかと聞いても

思い出さないようでした。

 

母の認知は緩やかに進行しているようでした。