父のすぐ上の姉が先日亡くなり、私たち夫婦と母と弟の4人で
お悔みに行きました。
その時行かれなかった父の顔が見たいと、その娘である私の
いとこがわざわざ来てくれました。
父と叔母は年が近かったので、よくケンカもしたとの事。
昔色々あって、楽しい思い出よりも、つらかったことや
姉に対して申し訳なかった事を思い出し、涙ぐんでいた父。
そんな話をしっかり聞いて、励ましの言葉をかけてくれたいとこ。
とても良い時間を過ごせました。
このいとこは、「この部屋で生まれたんだよ。」って。
そこから父が、今度はたのしい思い出話をたくさんしてくれ
ました。
おばあちゃんの話、短歌の話、自分の若い頃の話。
私といとこが知らなかった事をたくさん話してくれました。
時々話が高尚すぎて理解できないような話もありましたが、
とても興味深く聞く事ができました。
いとこも30年ぶりの訪問で、あっという間に時間は
過ぎてしまいました。
いとこが帰宅した後は、月1回のケアマネさんの訪問も
あり、疲れたと思います。
でも今日の事はいつまでも心に残る日になったと思います。
父の兄弟4人で、残っているのは父一人。
いなくなってしまった兄弟の分まで
長生きしてほしいと思います。
父は「あまり邪魔になりたくないと思っているけど」
なんて言っていましたが、邪魔なわけないでしょ。
私にとって最高の両親なんですから。