遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

とうとう母が値を上げてしまいました。

 

 

 

今朝早く母から電話がありました。

 

「もしもし、あのさ~あたしね毎日のお父さんのお世話が

ものすごく大変なのよ。だからさ、お父さんをどこかに

入院させるかなにかしてくれないかしら。」

 

はあ、そう来たか。

 

以前から適度な施設利用の話をしていましたが、両親ともその気はなく、

何とか父はリハビリ目的の老健のショートには行っていましたが、

それ以外で施設に行く事は考えていませんでした。

 

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「そうだよね。大変だよね。でもさ、お父さんはね

今要介護じゃなくて要支援だから、そんなに長くは

利用できないよ。」

 

「そうなの?」

 

「いつも2泊3日で泊まりに行ってるでしょ。

そのくらいよ。」

 

「それでも助かるわよ。」

 

「わかった。じゃあ、ケアマネさんに連絡して

聞いてみるよ。」

 

早速ケアマネさんに聞いてみました。

 

すぐに探してみますとの事でしたが、いつも利用している老健は

やはり急には無理なようなので、普通のショートステイで探して

もらう事にしました。

 

ところで、電話では母の気持ちしか確認しておらず、父はショートに

行くと言っているんでしょうか。

 

「お父さんはショートに行くって言ってるの?」

 

「それでも良いって言ってるわよ。」

 

それなら、今後両親二人でのショート利用も可能かなと思い、

それも含めて相談してもらう事にしました。

 

そうしたら、母が

 

「私はいつものデイサービスに行きたいわよ。

お父さ~ん、お父さんが泊まりに行っている間、

私はデイサービスに行きたいんだけど、それで

いいわよね。」

 

「お母さんが一緒に行ってくれるなら本当は

心強いけどね。」

 

「私は家にいてデイサービスに行きたいわよ。」

 

まあ今回は最初父だけの話で相談してしまったので、次の機会に

母にもショートステイを経験してもらおうかと思います。

 

「一度お母さんにも、施設を体験してもらいたい

けどね。」

 

「まあ、今度行って見るわよ。」

 

東京の郊外には新しいショートステイもできている様ですが、

今日のケアマネさんの話だと、箱物は出来上がったけど、

そこで働く人がいなくて、思うように利用者の受け入れが

できない施設もあるって言っていました。

 

田舎だけではなく、都会でも同じような事が起こっていたんですね。

 

利用したい高齢者はたくさんいて、建物もけっこうあるんですが

職員がいない。

 

なんとも残念な話です。

 

介護施設で働く人材はなかなか増えません。

 

今度のショートステイはどんな施設でしょうか。

 

明日、弟立ち合いで契約し、明後日からの利用になる様です。

 

 

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両親どちらもゆっくり出来たら良いなと思います。