遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

父は母の気持ちを配慮してくれていました。

 

 

 

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このタイトルじゃ何を言ってるかわかりませんよね。

 

 

 

母の認知症によって、色々な判断ができなかったり忘れたりで、

父にとっては同じことを何回も言わなければならなくて、かなり

大変な思いをしています。

 

先日も父がエゴマオイルを冷蔵庫から出してほしいと言って、母が

冷蔵庫から出したものは、ごまペーストでした。

 

エゴマオイルは毎日の事で、初めて言ったわけではないって。

 

そんな些細な事であっても、1日に何回も似たような事があれば、

誰だって怒りたくなります。

 

そんな中腰痛の父が今一番困るのが、トイレの蓋を閉められて

しまう事。

 

かがめない父は、ふたが閉まっていると大変なんです。

 

だから蓋を閉めないでと何回も言っているんですが、毎回

閉めてしまうんだそうです。

 

でも女って蓋を閉める習慣になっていませんか。

 

わざとでもなんでもなく、水を流せば蓋を閉めるなんて

頭で考えなくても自然に体が動きます。

 

だから母が蓋を閉めてしまうのもわかります。

 

そこで父がトイレの蓋に閉めないでって書いて貼ってほしいと

言いました。

 

私は「しめるな」って普通に書こうと思ったら父に、

 

「そういう命令口調にはしないで。」

 

って言われました。

 

そして結果こうなりました。

 

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トイレの画像ですみません。

 

「あけておいてネ」

 

これが父の希望でした。

 

娘の私よりよっぽど母の気持ちに配慮しています。

 

そうですよね。トイレに行くたびに

 

「しめるな」

 

って書いてあったら、そのたびに嫌な思いをしますよね。

 

その父の配慮がすごいと思いました。

 

母の行動にイライラすることが多いですが、やはり長年

連れ添った夫婦です。気配りはしてくれていました。

 

 

 

だから今日のタイトルがこうなりました。

 

 

改めてこんな配慮ができる父を尊敬しました。

 

 

 

 

 

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