今朝の母からの電話。
「あのさ、何から言えばいいのかしら。
腰が痛くてね、整形外科に連れて行ってもらったのね。
その時に、何だかを申請して持ってきて下さいって
言われたのよ。何を申請してって言ったのかがもう
わからないのよね。」
「何の話だろう。」
「それでね、保険証とか診察券を入れているいつもの
ポーチがまた見当たらないのよ。それでね、保険証の
再発行の申請に連れて行ってもらってきたの。」
「はぁ~、整形外科で保険証の再発行の申請をして
届いたら持ってきて下さいって言ったのね。」
「あぁ、そういう事かしら。」
しかし何回目でしょうか。保険証の紛失。
区の出張所で再発行ができるんですが、そこの職員さんは
きっと母を見てまた来たって思っているんじゃないでしょうか。
そして母が
「もうさ忘れる事が多すぎて、生きてても
しょうがないって思っちゃうわよ。」
って言います。
「だからね、自己管理できると思って自分でやって、
なくすたびに落ち込むでしょ。だから自己管理しないで、
お父さんとか弟とかに任せればいいじゃない。
そうすればまた無くしたって落ち込む事もなくなるのよ。」
「そうだね。」
ある時は自分は認知症だと言い、またある時は自分はしっかりしていると
言います。
それが認知症なんですけど。
でも失敗のたびに自分が嫌になるって言うから、それはそれで気の毒
なので、無くさないように誰かが大事なものは管理してあげないと
ダメなんです。
ついこの間までは、それくらいの事は自分でできるわよって言って
いましたが、今日は違いました。
母は手提げバックもたくさん持っています。
服に合わせて持つバッグを変えているんです。
だから、病院に行く時もその日の服に合わせたバッグなので、
昨日どれを持って行ったかなんてわからなくなるんです。
おそらく保険証も前回病院に行った時に持って行った
バッグの中にあるんです。
それを探せれば見つかるんですが、さすがに弟には探せなかった
んでしょうね。
しょうがないです。
次回私が上京した時探せばおそらく見つかります。
あまり母が落ち込まないような対策を考えて、保険証の管理を
どうするか弟とも話をしたいと思います。
保険証の表示を見るのが怖いです。
再再再発行なんて書いてあったりして(;^ω^)
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