遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

やっぱり私はデイサービスに行きたいと言う母

 

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私が介護の原点ブログを書いている間にも両親は色々ありました。

 

別に事件があったわけではありません。

 

父が23日(月)~25日(水)までショートステイに行きました。

 

その間の中日24日(火)に待望のデーサービスに行った母。

 

相当楽しかったんだろうと思います。

 

 

1月にもショートステイに行く日が来まっており、6日(月)~

10日(金)。ここも父だけのショート予約でしたが、父が勘違い

して母も一緒に行くと言った様です。

 

父から電話が来ました。

 

「あのね、1月のショートステイが決まってるでしょ。

それなのにお母さんが行きたくないようなことを

言うんだけど、どうすればいいかな。」

 

「あのさ、あたしはね泊まりに行くところはもう

行く気がしないのね。なんか気が乗らないのよ。」

 

「あらどうして?寒い時期だから二人で行けばいいかと

思ってお願いしたんだけど。」

 

「だってさ、デイサービスに今回行ったでしょ。

そしたらさ、また来てくださいって言われたんだもん。」

 

「また来てくださいって、誰にでも言うでしょ。」

 

「だからなんか泊まりに行く気にならないのよ。」

 

「あれ、間違った。6日からもお母さんは

行かないんだった。」

 

「じゃあ私はデーサービスに行っていいの?」

 

「そうだね。火・水・木の3日間ね。その次の時は

二人になってるけどね。」

 

「わかった。この次も行かれるのね。」

 

また1月にもデイサービスに行かれる事を喜びつつも

また来月7日まで行かれない事が納得できないような

事も言います。

 

どれだけデイサービスが好きなんでしょうか。

 

行きたくて行きたくてっていうのがすごく伝わってきます。

 

お父さんもっと泊まりに行けばいいのにって言う

母の心の声が聞こえてきます。

 

でもやっぱり父は自分の体調に今一つ自身が持てず、

いつまた具合が悪くなるか不安だから、一人にしないで

ほしいと言います。

 

どちらの言い分もわかるので、どっちにも良いようにって

いうのは難しいです。

 

適度な間隔で父にショートステイに行ってもらい、母にも

楽しんでもらう現状のまましかできません。

 

 

 

 

母の認知症状も家にいたのではどんどん進んで行きますので、

そのためにも母にとってはデイサービスは必要だと思います。

 

でも今年も自分で年賀状を書いて出すとの事で、今頃頑張って

書いていると思います。

 

そういうことはまだまだちゃんとできます。

 

漢字を忘れてしまっている部分もありますが、できる事を

ちゃんとやろうとする母を見守っていきたいと思います。

 

わからなくなった漢字は父がサポートして書いている事でしょう。

 

そうやって頭を使う事が母にとっては一番のリハビリですから。

 

こんな日常で今年もまもなくあと数日で終わろうとしています。

 

1年早かったな。

 

 

 

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