遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

好転しない両親の体調

 

 

 

 

昨日母の体調が戻ったような様子でしたが、やはり食欲は戻っていません

でした。

 

父も腰痛の悪化から以前貰って残っていた痛み止めを、空腹時に服用して

すっかり胃を荒らしてしまった様で、夜中一杯具合が悪く一睡もできなかった

との事。

 

今日は母のデイサービスの日でしたが、父も調子が悪いし母も食事がとれない

との事だったので、お休みさせてもらう様に連絡をしました。

 

二人とも精神的ストレスなのではないかと思っています。

 

弟の病状がわからず、いつ退院するかもわからず不安だらけなので、

それが原因での体調不良なんではないでしょうか。

 

 

先日実家に行ってくれたいとこが、弟のお見舞いに行ってくれました。

 

明日退院予定である事を確認してきてくれました。

 

 

そのあと今日も実家に行ってくれました。

 

二人ともお昼ご飯には手をつけておらず、そのままになっていて、父は

エンシュアを飲んで服薬したとの事。

 

母も食欲なく食べませんが、顔色は悪くなく元気はあるって言っていました。

 

そして弟の退院を伝えてくれたと思います。

 

ここでやっと少し安心したんじゃないかと思います。

 

 

夕方母から電話がありました。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20200215205912p:plain

 

「今日ね、また(いとこ)が来てくれて色々手伝ってくれたのよ。」

 

「そうね。良かったわ。助かったよね。」

 

「それでさ、明日(弟)が元気になって退院してくるから、(いとこ)の

所にお礼に連れて行ってもらおうと思っているんだけど、何をもって

行ったらいいかしら。」

 

「え、ちょっとやめてよ。(弟)は退院するけど病み上がりで(いとこ)の

所に行くのは無理よ。第一お父さんもお母さんも元気になってないでしょ。

ご飯食べられないんでしょ。夕ご飯食べたの?」

 

「お父さんはちょっと食べたかな。あたしは味噌汁だけ。」

 

「そんな状態で外出なんかしないで。お礼だったら私がするから。

無理な事しないで。」

 

「あらそうなの。じゃあダメか。」

 

「当たり前でしょ。ダメ。三人とも元気じゃないから。」

 

「はい。わかりました。相談して良かったんだね。」

 

ビックリしました。

 

でもおそらく胸につっかえていたものが取れて

気分は良くなったんだと思います。

 

なんか元気になった気になったんだと思います。

 

実際にはまだ食欲も戻っていないのに、そんな事も忘れて弟が

元気に退院する事が嬉しくてウキウキしているような感じでした。

 

後は時間がたてば元気になりそうな気がします。

 

 

やっぱりストレスって病気を引き起こすし、それがなくなれば元気を

取り戻すんですね。

 

 

まだわかりませんが、たぶんもう2~3日たてば具合悪かった事

なんかきっと忘れます。

 

あ、母の事ですけどね。

 

父の腰痛も少しずつ良くなると思います。

 

 

 

 

 

 

手の届くところにいなくて両親には本当に不便をかけています。

 

でも当てにならない娘にも迷惑をかけないようにと必死で頑張って

いますし、気持ちを強くもっているのも、私が近くにいないから

なのかなとも思います。

 

 

そばにいたら、ちょっと来てちょっと来てと依頼心も強くなるでしょう

けど、それができないだけに強いのかもしれません。

 

でもゴメンネ。

 

本当は近くにいてあげたいです。それが間違いなく私の

本心ですよ。

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

お名前.com