母から電話で、またヘルパーさんが時間になっても来ないと
言う事でした。
母ではなく、父が母に電話をかけさせていたんです。
ヘルパーさんが定刻に来ないのが、どうもお気に召さない
父です。
私もヘルパーとして働いていて、ピッタリに到着ってなかなか
難しいんです。
一昔前のドラマに「家政婦のミタ」ってありましたよね。
ミタさんは必ずジャストの時間に玄関のチャイムを鳴らしていました。
それってドラマの世界です。
実際にはそうはいきません。
父はヘルパーさんが3分遅れただけで怒ったそうです。
私にしたらなんでそのくらいでヘルパーさんを怒ったりするのか
わかりませんでした。
父に聞いてみました。
父は管理者さんが置いて行っている訪問時間が守れないヘルパーは
いい加減な人だと思うと言います。
多少の遅れは仕方がないと思うんですが、父の言い分は、
「遅れない時間を定刻にすればいいでしょ。毎回5分遅れるんだったら
その5分後を定刻にすればいいんじゃないのか。」
そう言います。
どもっともです。
毎回16時に間に合わないなら、定刻を16時15分にすればいいんです。
それを管理者さんに伝えました。
管理者さんもその通りだと言いました。
来週改めて定刻を見直しした予定表を作成して、届けに行ってくれると
言っていました。
16時訪問も父が指定した時間ではなく、事業所が決めた時間なんです。
だからその時間に遅れるのはおかしいだろうという事だった様です。
耳が聞こえない時、そういう些細な事も私に伝えたくても伝える事が
出来ず、ストレスをためていたんだと思います。
それをやっと伝える事ができて、すっきりしたんじゃないでしょうか。
実際に、定刻を何時に設定しても遅れてしまう事はあります。
そういう時は事前に連絡さえすれば、だれも怒ったりしません。
そういうところをきちんとしないから、父に指摘されてしまうんだと
思います。
少しずつですが、色々なところを改善していってます。
今までこんなことを言われた事もなかったんでしょう。
かなりうるさい利用者だと思ったと思います。
でも誰かが言わなきゃわからないって事もあります。
他の利用者さんも同じことを思っていたけど言えなかったって
事もあると思います。
やっぱりヘルパーも利用者さんに言われて、大きくなっていきます。
クレームって本当は有難い事なんです。
でも言われたヘルパーさんは気の毒なんですけどね。
父の言葉で事業所がまた一つ成長してくれたら、それでいいと思います。
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