遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

猫屋敷対策の会議を行いました。

 

 

 

以前ブログに載せた猫屋敷。

 

相変わらずそのまんま。

 

訪問のたびに全身猫のニオイにまみれます。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20200727181626j:plain

 

 

今回包括がここのお宅の事について考えて下さり、息子さんにも

参加していただいての会議を行う事にしました。

 

息子さんをお呼びする前に、こちらからどういった内容で話を

勧めていくのかを事前に話し合いました。

 

それぞれの事業所から意見を出し合いました。

 

まずデイサービスから、

 

・現在送迎前に検温をしているが、ちょこちょこ熱発している事

があります。不衛生な環境に対して抵抗力がなくなっているのでは

ないでしょうか。

 

・送迎車の中が臭いで他の利用者からクレームが来ているので、何とか

ならないですか。

 

ヘルパーからは

 

・今この時期は猫も日中は外にいます。家の中にはエサを食べに来ています。

だから、エサを外に置いて家の中には猫の食べ物がないようにできないもので

しょうか。

 

・猫が出入りしているのは主に台所の窓からです。そこから入れないような

対策をしてほしいです。

 

・玄関も猫が出入りするためにあけてありますが、閉めていただけないで

しょうか。

 

 

包括からは

 

・猫の駆除について何度も色々なところに問い合わせをしましたが、

自分で捕獲していれば保健所でも引き取りますが、現実問題として

猫の捕獲は難しいと思います。

 

・ご本人の体調も年々弱くなってきていて、熱を出す頻度も多くなって

いますので、今のままの環境では本人にとっていい事ではありません。

 

それぞれがこのように意見を述べる事になりました。

 

そして息子さんを呼んでお話をしました。

 

息子さんからは、まず事業所に対して申し訳なく思っていると謝罪の

言葉がありました。

 

息子さんも猫の駆除を考え色々な所に問い合わせてみましたが、どこも

やってはくれず断られたとの事でした。

 

まずできる事からやってみますと言われましたが、私たちには見せない

頑固なところがおじいちゃんにはあるので、素直に言う事を聞いて

くれるかどうかは不安だとの事でした。

 

 

 

 

息子さんから質問されました。

 

猫の菌で人間が熱を出す事ってあるんでしょうか。って。

 

猫の菌じゃなくて、猫の排泄物には色々な虫もついているし、不衛生な

状態なので、感染症を起こす可能性は十分にあると思います。

 

とにかく80歳を過ぎたおじいちゃんが布団にも寝ずに猫と寝てる

事も気の毒に思いますし、きれいに生活してほしいというのが

皆が思う事です。

 

今すぐにできる事は、エサを外に出す事と猫が中に入らない対策を

する事。これにつきます。

 

そして猫が家の中に入らなくなったら、掃除の業者にお願いして

家中をきれいにしてもらう事です。

 

これで息子さんも了承してくださいました。

 

時間はかかると思いますが、私たちにすれば、一歩前進したような

気がします。

 

この夏場がチャンスです。

 

外に猫の居場所を作ってやればいいと思います。

 

猫だってエサが食べられて、雨風がしのげたら、パイプ車庫でも

いつくんじゃないでしょうか。

 

早くきれいになることを祈るばかりです。

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】