遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

おならがクレームになってしまった

 

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我が事業所の話ではありません。

 

ケアマネさんから聞いた話です。

 

それがなんと、ヘルパーが介助中におならをしてしまった

ことからクレームになった話がありました。

 

そのヘルパーはベッドから起こして、車いすに移乗させて台所に

行って昼食を食べていただくという援助中でした。

 

ベッドから起こして車いすに移乗の時、足に力が入らない

おじいちゃんをせーので抱き上げて車いすに移します。

 

その時に腹圧がかかり、つい「ぷっ」とおならが出てしまったんです。

 

これは言ってみれば自然現象だと思います。

 

 

 

 

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しかしそのおならがしっかり利用者の耳に入ってしまいました。

 

その時何も言わなかったおじいちゃんでした。

 

ところがヘルパーが事業所に戻ってから電話が入ったそうです。

 

「自分を抱き上げながらおならをした。失礼だろう。普通は

我慢するもんじゃないのか。」

 

 

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電話を受けた人もビックリしたと思います。

 

「お・な・らですか。」

 

事業所としたらクレームがあればそれが事実かどうかを確かめる

必要があります。

 

その日に訪問したヘルパーに聞くしかありません。

 

聞かれたヘルパーは恥ずかしに大泣きしてしまった様です。

 

そうですよね。

 

その時にノーリアクションだったりすれば、心の中で

 

「おなら聞こえなくて良かった~。」

 

と思いませんか。

 

それを帰宅してから事業所に電話が来たなんてこれは

ショックです。

 

大泣きしたくなるのもわかります。

 

このヘルパーさんは今後訪問するなと言われたわけでは

なかった様ですけど、ちょっと行かれませんよね。

 

ヘルパーとしてではなく一人の女性として恥ずかしい思いを

してしまった話だと思います。

 

利用者さんからすればやはり失礼な事だと思います。

 

でもそれをクレームとして言ってくるのもちょっと

ハラスメントのような気もします。

 

事業所として謝罪はしたようですが、ちょっとこのヘルパーさんを

責める事はできないと思いました。

 

腹圧と関係ない普通の時なら誰でも我慢しますよ。

 

でも今回のは許してもらいたかったかな。

 

 

 

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