遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

要介護者よりも介護者が心配

 

はちみつセット

 

 

今日も新規契約に行きました。

 

通院の乗降介助の依頼で契約をしました。

 

おじいちゃんが要介護者。

 

病気は「古典的ホジキンリンパ腫」です。

 

大変な病気ですが、病状は安定されており、だいぶお元気に

なってきたとの事です。

 

ここのお宅は大きなお米農家です。

 

 

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4世代同居ですが、米農家をやっているのは一番高齢夫婦で

今回の利用者さん夫婦です。

 

リンパ腫を患われたおじいちゃんはほとんどできません。

 

娘さんが二人いて長女さんに婿養子をもらいましたが、5年前に

亡くなられ、結局おばあちゃん一人で農家を続けています。

 

昔は稲刈りの後は稲を干していましたが、最近は乾燥機に

入れる様で、その乾燥機の操作もみんなコンピューターになり

80歳になるおばあちゃんが良くやっていると思いました。

 

でも頑張ってやっているって言っていました。

 

おじいちゃんが病気になってしまったから自分がしっかりしなきゃ

大変だと奮闘しています。

 

 

 

 

ところがアセスメントで色々聞いていると、おじいちゃんの病状は

安定して大丈夫そうですが、おばあちゃんは糖尿病や甲状腺の病気が

あって、今日は甲状腺の病院に行ってきたけど、薬を貰う時に

薬局から腎機能もかなり悪くなっていると言われたとの事でした。

 

 

たまたま検査結果のデータの用紙を薬局に見せたら言われたようで、

病院では何も言わなかったとの事ですが、このままだと透析になると

言われたと言っていました。

 

それって糖尿病からの腎症ではないんでしょうか。

 

おばあちゃんはおじいちゃんや家族の事ばかりを優先して自分の事は

いつも二の次。

 

腰痛もあって先日は歩けなくなるかと思ったというくらいの腰痛が

あったって。

 

それって本当にほっといて良いんでしょうか。

 

内臓からの腰痛って事もあるし、早く病院に行ってちゃんと診察して

もらった方が良いんじゃないでしょか。

 

でもおばあちゃんはおじいちゃんを置いて長い時間一人にする事は

できないと言います。

 

大きい病院にかかるのは一日がかりだからと言います。

 

でもそういう事ではなく、おばあちゃんに何かあったら家族みんなが

困ります。

 

だからこそ早く受診してほしいんですが、なかなか通じません。

 

理屈はわかっているんですが、自分の事はいつも後回しのようです。

 

ハードな農作業におじいちゃんの介護。

 

疲れるはずです。

 

今回通院の乗降介助の依頼でしたが、病院の中もヘルパーの介助に

して、おじいちゃんの通院の時、おばあちゃんも自分の通院に

あてればいいのではないかと思います。

 

これからおつきあいを重ね、そんな助言ができる関係になったら、

おばあちゃんに自分も大事にしてと声をかけてみようと思います。

 

 

 

 

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