明日から訪問開始する新規の利用者Y雄さん。
先日退院カンファレンスに行ってきました。
退院カンファレンスに珍しく主治医の先生が出席して
くれました。
何か普通じゃない雰囲気を感じました。
結果からすると、「自宅に帰りたい」という本人の意思を
尊重しての退院です。
何日自宅にいられるのか誰にもわかりません。
そのご本人の願いを一日でも長く支えて行くのが私たちです。
息子さんご夫婦と奥さんもいます。
でも奥さんは認知症で何もできません。
長男さんのお嫁さんが昼食準備をして仕事にお出かけになる
ので、お昼に訪問して食事を加熱してお出しし、トイレに
ついて行く援助を行います。
入院中の食欲は、頑張って食べているという状態です。
30分くらいかけてゆっくり食べられているようです。
トイレは歩行時にふらつきがあるので、トイレまでの
移動に見届けが必要との事。
私たちが訪問している時間以外はベッドで横になられて
います。
このほんの些細なお手伝いで、ご自宅に戻れるのならすぐにでも
帰った方が良いです。
病気は悪性の胸膜炎で、胸に水が溜まって苦しくなります。
食事が摂れないから点滴でカロリーを入れると途端に胸に
水がたまり苦しくなってしまうそうです。
この方は脱水くらいが苦しくなくてちょうど良いんだと
主治医の先生が言っていました。
食事がまったくとれなくなったり、胸が苦しくなったり
したらすぐに入院できる体制は整えておくと言っていました。
「年末まで頑張れるかな」って。
まずは自宅で新年を迎える事を目標に、ヘルパーと頑張りましょう。
自宅に戻ると元気になります。
転ばない様に気を付けて、一日でも長く在宅で過ごせるように
しましょうね。
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