今日はヘルパーの話ではないんです。
ケアマネさん達が苦労している利用者さんです。
利用者さんじゃない、その家族さんでした。
今日の相談の相手は利用者さんのお嫁さんです。
義母さんが精神科病棟に入院していますが退院許可がでたとの事で
自宅での一人暮らしは無理なので、どこか施設を探してほしいという
相談から始まったそうです。
介護度や認知症状、精神状況などで施設は色々違ってくると
思います。
精神科病棟に入院中の方ですので、ケアマネさんも大変です。
その方がなぜ精神科に入院しなければならなかったのか詳しい事は
私はわかりません。
しかし話をしていくうちに、ケアマネが気に入らないから違う事業所に
変えてほしいと言ったそうです。
何が気に入らなかったのかを伺うと、
「人が相談している時に「うん」は無いでしょう。「はい」でしょう。
言葉遣いがなってない。」
「返事の後に笑ったでしょう。人の事馬鹿にして、それが気に入らないのよ。」
「返事の時「はい」を２回言ったでしょ。「はい」は普通１回でしょ。」
まだまだ沢山並べられたそうです。
相談内容の事よりも言葉の使い方のチェックをされている様です。
そして「施設長を出しなさいよ。」と言われ、直接電話を掛けたそうです。
このお嫁さんは利用者さんと関わった時から難しく、最初担当した
ケアマネさんがだめで管理者に交代していたんです。
ところがそのケアマネ管理者までがやられてしまいました。
どうしようもありません。
話にならなかった様です。
真剣に早く施設を探してほしかったら、そんな言葉尻にこだわって
いる場合じゃないと思いますが。
施設長もこのことは了解済みで、ケアマネの交代も仕方ないと
判断した様です。
この電話がすごく長く、その間の事業所内に流れる空気の重かった
事ったらありません。
誰も笑わず、無言です。
あ、ヘルパー事業所ではなく、ケアマネ事業所ですけどね。
相談業務ってつくづく大変だと思いました。
私もケアマネの資格はありますが、絶対現場の方が良いです。
体を動かして仕事する方が向いています。
利用者の事で苦労するのはなんともありません。
しかし、家族さんに問題があるケースって本当に厄介です。
今回もそうですけど、そういう場合には早く手を引いた方が
無難です。何にも悪くない利用者さんには気の毒な話なんですが、
これもやむ負えません。
必要に応じて事業所変更もありだなとつくづく思いました。
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