遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

元気なおじいちゃんが大変

 

 

 

寝たきりのおばあちゃんの面倒を日中はしっかり見ていた

おじいちゃん。

 

娘さんと孫さんとの4人暮らしです。

 

秋ごろ寒くなってきたころから、おばあちゃんのところに

訪問すると、おじいちゃんも寝ていたりしていました。

 

「おじいちゃん、具合悪い?」

 

「なんともない。やることも無いから寝てるだけだ。」

 

「それなら良いけど。」

 

そんな会話が頻繁になっていました。

 

でもおばあちゃんのお昼ご飯は出してくれていたので、

特に心配もしていませんでした。

 

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それから娘さん親子が県外への外出があって、コロナ対策で訪問

中止になったり、年末年始だったりで久しぶりにおばあちゃんの

ところに訪問しました。

 

その時おじいちゃんの姿を見てビックリです。

 

足は小枝の様に細く、顔も入れ歯だけが強調され、全くの別人

になっていました。

 

更に先日は玄関を入ったら激しい便臭を感じ、おばあちゃんの排泄では

なく、なんとおじいちゃんが便失禁でまみれていました。

 

認知症があるわけではなく、トイレが間に合わず布団の中で

出てしまった様でした。

 

多量の軟便に激やせで、正常なはずがありません。

 

娘さんもわかっているはずですが、ケアマネさんを通して状況を

報告してもらいました。

 

そして早急な受診が必要であることを話した様です。

 

娘さんも連れて行くと言っていたようですが、まだ行っていない

様です。

 

娘さんは心底お疲れの様子の様で、おばあちゃん一人でも大変

なのにおじいちゃんまで寝込んだらどうなるんでしょう。

 

おじいちゃんは認定も受けていません。

 

今まで元気でしたから。

 

 

80歳を過ぎた高齢ご夫婦はいつこのような事が起こるか

わかりません。

 

秋ごろおじいちゃんが横になってる事が多くなった時に

病院受診の声がけをしていたら、ここまで激やせにはなら

なかったのか。

 

筋力もなくなり、体力も低下しているのは明らかです。

 

平日はほとんど休みを取れない娘さんですが、来週早々には

おじいちゃんを受診させてもらいたいと思います。

 

おばあちゃんに訪問ですが、やっぱりおじいちゃんの事も

観察してご夫婦がどちらも変わりなく生活してもらえる様に

しなければ、在宅生活ができなくなります。

 

娘さんが同居されているので、そこまで心配していませんでしたが、

やっぱりそうじゃないですね。

 

おじいちゃん、早く病院に行って悪いところがあるなら早く

治してもらって、また元通りおばあちゃんのお世話を頑張って

下さいね。

 

おじちゃんの事を一番心配してるのはおばあちゃんですから。

 

 

 

 

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