遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

世の中色々な人がいます。

 

 

 

先日新規契約をした利用者さん。

 

今回?な発言をしたのは利用者さんの旦那様です。

 

まだ71歳で脳梗塞を発症し、リハビリをして退院された奥様の介護を

全面的に買って出ました。

 

日中の排泄はトイレに通われますが、夜間は睡眠を優先したいと

言われる奥様の排泄介助も自分がやると言われました。

 

しかし何一つやった事がないんです。

 

でもやるしかないと言われます。

 

オムツの当て方を教えてほしいと言われたので教えてあげました。

 

でも自分で手をかけようとしません。

 

結局現在毎日夕方に訪問して夜間にオムツでの排泄をするのに

漏れたりしない様にしっかり当ててきています。

 

「お父さん、やってみてください。やらないとできないですよ。」

 

「今まだ頭の中が混乱してるから、もう少し落ちつたらやるから。」

 

排泄には休みや開始はありません。

 

毎日介助が必要です。

 

私たちが訪問するのは全然かまいません。

 

お手伝いします。

 

でも旦那様がやると言われたので何とか早くできるようにして

あげなきゃと思いました。

 

でも全然覚える気がないんです。

 

断られるまで私たちは毎日訪問を予定しましたから良いんですけど、

何だか煮え切らない旦那さんです。

 

 

 

通院も車いす用の車での移送を希望されています。

 

初回の通院もこちらの車の空き状況で日にちを決めましょうと

声掛けしたところ、

 

「それはそっちの都合だろ。」

 

違いますよ。他の利用者さん達の都合ですよ。

 

車があいていなければ対応できないので。

 

「医者の指示通りに行かなきゃならないだろう。」

 

でも先客があればそちらが優先です。

 

「それじゃ困るんだよな。」

 

何処までもマイペースというか、自己中と言うか。

 

ご希望通りに対応できればそれに越したことはありませんが、

急な依頼ではなかなか自分の思い通りにはなりません。

 

ケアマネさんは、一応対応できる日にちをカレンダーに

してお渡ししました。

 

そしたら、

 

「そんなにうまくいかないだろうな。」

 

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利用者である奥様は

 

「ヘルパーさんの都合に合わせなきゃ車に乗れないでしょ。」

 

と普通に言われます。

 

旦那様にご理解いただけないんです。

 

 

 

これから長いお付き合いになります。

 

何とかしていい関係を築いていこうと思いますが、

この旦那様にわかっていただけるでしょうか。

 

元々の性格を直す事はできません。

 

でもご理解いただく話術がどっかにあると思っています。

 

奥様の介護以上に難しい問題となってしまいました。

 

さあどうしたら良いのか。

 

 

 

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