週１回お掃除で訪問している９６歳のおじいちゃんの息子さんから
包括の担当に電話が来ました。
来週の月曜日、おじいちゃんが免許の更新に行くとの事なんだ
そうです。
このおじいちゃんは体も元気だし認知症もないし、要支援でもなく
まだ事業対象者なんです。
もちろん年齢よりかなり若く見えます。
ただ息子さんには認知症のテストに自信がないと言ったそうです。
息子さんは万が一免許が更新できなかったときに、このおじいちゃんが
利用できるサービス内容を聞きたくて電話をしたんだそうです。
この田舎は車が無いと本当に不便なんです。
バスは１時間に１本程度だし、タクシー会社も無いし、一人暮らし
の高齢者にとっては車は必需品なんです。
東京だとバスのフリーパス券みたいな便利なものがありますから、
早期に返納してもそんなに不自由はないでしょう。
バスの本数も多いですし。
でもここは全然違います。
そうは言っても９６歳の更新は考え物です。
とっさの反応だったり機転だったりは若い人のようには行きません。
それは認知症がなくても衰えていきます。
人の事は言えませんが。
包括の担当は、今は週1回の訪問ですが、週３回までは訪問できる事と
掃除以外に買い物もできるし、通院介助も必要時はお手伝いできる
事を説明したようです。
息子さんは少し安心されたとの事でした。
やっぱり都会は違うなと思います。
免許を返納しても不自由がないように考えられています。
この辺は全然です。
高齢化率は１位２位を争う勢いなのに、全然高齢者には優しく
ありません。
確かに若者が住みやすい環境にして住民を減らさない様にする事も
大切です。
でも免許を返納した高齢者にも目を向けてほしいです。
じゃなければ、９６歳になっても免許更新しちゃいますよ。
おそらく更新できると思います。
だからこそ心配です。
今年９７歳です。
あんまりいませんよ。９７歳で運転してる人。
息子さんも本人が更新するというのを止められなかったと
言っていたそうです。
ご本人が自らの意思で返納するまでさらに更新は続きそうです。
何とかしたいけど・・・・
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