遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

「おかゆがない」と父から電話

 

 

 

 

 

昨日は自分の中での迷いをブログにし、あたたかいコメントを頂いた

事で、少し気持ちが落ち着きました。

 

ブログの中でしかお話したことのない方々ですが、私にとって大切な

存在の皆さんです。

 

今まで通り重くない簡単な文章で介護の話を綴っていきますので、

どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

今日は父からの愚痴です。

 

父は歯が無く、入れ歯もありません。

 

だからご飯はおかゆを食べています。

 

毎朝一日分のおかゆを決まった鍋に作ります。

 

夕食前に電話が来ました。

 

「今ね夕ご飯を食べようと思ったら、おかゆの鍋が空っぽ

になってるんだよ。今日来たヘルパーさんにおかゆをどこに

やったか聞いてくれない。」

 

「お母さんは?わからないの?」

 

「わからないって言うんだよ。」

 

「今日来たヘルパーさんはTさんだから、管理者さんを通して

聞いてくれる?」

 

「わかった。ちょっと待っててね。」

 

ヘルパー事業所に電話をしました。

 

でも出ません。留守電になってしまいます。

 

そうしているうちに電話が鳴りました。

 

父からでした。

 

「ごめんごめん。見つかったよ。」

 

「そう、良かった。ヘルパーさんにつながらなかったよ。」

 

「使っていないお鍋に重なってたよ。なんで重ねて行ったのかね。

見つかったから良いけどさ。」

 

「そうだね。」

 

「お邪魔様~。」

 

だって。

 

日常の些細な事でも電話をかけてくれます。

 

そして今日みたいにすぐに解決する事もあれば、そうでない

時もあります。

 

今日は腰痛の事は何も言いませんでした。

 

いくらか良いんでしょうか。

 

ヘルパーさんの利用について最初は大変でしたけど、今はすっかり

生活の一部になっています。

 

 

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ヘルパーさんあっての在宅生活です。

 

私は仕事でここの高齢者を支え、実家は東京のヘルパーさんに

生活を支えていただき、なんだか複雑です。

 

でもそれが現実なんです。

 

だから私は常に両親が受ける訪問介護と同じように、私も

利用者さんが不自由しないように、元気になる様に支援を続けて

行きます。

 

 

明日は出勤です。

 

また明日になれば、何かが起こります。

 

お伝えできる事があったら、また綴っていきたいと思います。

 

これからもおつきあいの程よろしくお願いいたします。

 

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         また、懲りずにこのイラストでご挨拶。

    

 

 

 

 

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