遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

うちの父は「さくし」なんです。

 

 

 

 

新規契約をしたおじいちゃんの娘さんから、ケアマネが言われた

言葉です。

 

「さくし」って何?

 

皆さんご存じですか?

 

私たちはわかりませんでした。

 

さくしって「策士」って書くんですね。

 

策士とはどんな人?

 

ググってみました。

 

  自分の願望を叶えるため、または思った通りに事を運ばせる

  ために、策略を立てる人の事。

 

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そして策士と言われる性格の特徴が、頭が良く論理的な思考に長けている

んだそうです。

 

そして娘さんからは「父が言ったことを真に受けないでください」

と言われたそうです。

 

私たちが話をした限りでは、そんな風には感じませんが、親子の

関係だとそういうところがあるんでしょうね。

 

介護するに当たってはそんなに気にする必要はないのかなと

思いますが、娘さんにしたらおじいちゃんのいう事を

鵜呑みにしないでほしいという事なんです。

 

ケアマネさん的には娘さんも同じような傾向があるようです。

 

似たもの親子で合わないんでしょうか。

 

このおじいちゃんは先週末に退院したばかりです。

 

体がまだ本調子ではなく、身の置き所がないといった感じです。

 

ただ一人で家にいてもやることもなくただ寝てるだけになって

しまうので、外に出るようにデイサービスでも行けばどうですか

と声をかけてみました。

 

すると、「そのつもりだ」と言われました。

 

早速その旨をケアマネさんに伝えました。

 

ケアマネさんは「そういう事か」と思ったそうです。

 

退院前のカンファレンスで入浴はデイサービスが望ましいと

言われましたが、「自分の行くところではない」とその時は

拒否したそうです。

 

それなのにヘルパーが声をかけると、そのつもりだと言いました。

 

どっちが本心なんでしょうか。

 

どう対応するのか明日考えるってケアマネさんは笑っていました。

 

 

 

策士ね。

 

恥ずかしながら初めて聞いた言葉でした。

 

数多くのアセスメントをしてきましたが、自分の父親の事を

この言葉で表したのは初めてでした。

 

また一つ勉強になりました。

 

 

 

 

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