遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

些細な事でイラつく父

 

 

 

また父からヘルパーさんへの苦情がありました。

 

でも大したことではないんです。

 

ほんの些細な事なんです。

 

父は食べ物を無駄にするのが大嫌いです。

 

「今日はね、大きなハンバーグを2個も夕食に準備しているんだよ。

自分には半分を刻みにしていってくれてて、それは有難いんだけどね、

お母さんに1個半もつけてるんだよね。お母さんも半分しか食べられ

ないのに、何回言ったらわかるんだろうね。」

 

まあ普通に考えたら二人なら2つ作りますよね。

 

でもそれが多くて余ってしまい、結局捨てる事になるんです。

 

 

 

また別の日にも、父の味噌汁は嚥下の関係で具は豆腐のみに

してもらい、スープジャーに入れていってもらっていますが、

 

「今日はね、私の分の味噌汁をスープジャーに入れてね、スープ

ジャーはネズミがかじったりしないから、食器棚にしまう必要ない

のに入れていくから、お母さんが私の味噌汁がわからなくてね、

お母さんの分の具入りの味噌汁を私にもよそってるんだよ。」

 

 

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20210615214457j:plain

 

 

 

「お母さんには認識できないんだって事が、なんでわからない

んだろうね。」

 

 

だいぶ減ってはきましたが、父の愚痴は続いています。

 

そのたびにヘルパー事業所に電話をするのも申し訳ないので、

いくつかをまとめて話をしています。

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20210615214635p:plain

 

要望とわがままは違うと利用者さんにはよく言います。

 

父の場合はクレームと要望は違うという感じです。

 

こちらとすれば、要望として聞いて頂けたら有難いんですが、

クレーマーだと思われているような気はします。

 

私には、父の言葉をそのままお伝えする事しかできないんです。

 

それだけでも伝えてあげれば、父の精神状態は安定しますから。

 

まあいずれにしても、我慢しようと思えばできるような些細な事

なんですが、やはり日々認知症の母と一緒にいますので、イライラ

してしまう事が多いのは仕方がないと思っています。

 

両親が落ち着いて在宅生活を継続できるようにする事しか、今の

私にはできませんから、ご迷惑を承知でヘルパー事業所に連絡

して父の言葉を代弁していきます。

 

さらっと聞いて頂けたら有難いと思っています。

 

これからも宜しくお願いします。

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

ネットショッピングでポイントが貯まる!

 

 通勤チャットレディ・高収入バイト求人募集なら、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡等の全国で求人を展開する【ニューステージグループ】